吹奏楽で美しい音色を効果的に出すため日々トレーニングを重ねている皆さん、お疲れ様です!
管楽器の上達のために大事なもののひとつに、肺活量を増やすことがありますよね。
ですが、頑張ってるのに息が続かなくて音程が安定しない…でも肺活量を増やす方法や鍛え方がわからない…というお悩みもあると思います。
肺活量を鍛えるための効果的なトレーニングの鍛え方があるなら知りたい!という吹奏楽部の方にいい方法を教えちゃいます♪
肺活量を鍛えることで理想の音色を手に入れましょう!
肺活量を鍛える方法は?
それでは早速、肺活量の鍛え方についてお話していきますね。
肺活量は平均すると、成人男性では4000ml~4500ml、成人女性では3000ml~4000mlと言われています。
本格的にトレーニングをして体を鍛えるようなプロの水泳選手にもなると10000ml以上の肺活量を持つ人もいるそうです!
吹奏楽部をやっていて自分の肺活量を実際に測ってみたことのある人は少ないかもしれませんが、全然息が続かないから肺活量が少ないに決まってる……と悩んでいる方も安心してください♪
日々トレーニングをして鍛えることで肺活量はどんどん増やすことができます!
でもトレーニングって、なんだか大変そう……。
吹奏楽の練習もあるし、トレーニングに時間も手間もかけられない!
こんな風に思っちゃう人、いませんか?
そこで、吹奏楽の練習に忙しい人でも気軽に取り組める、身近にあるものを使った鍛え方や道具もいらない肺活量を鍛える方法を紹介します。
それがこの4つです!
- 息止めトレーニング
- ペットボトルトレーニング
- ティッシュトレーニング
- 風船トレーニング
すぐに用意できる道具ばかりで、簡単に鍛えることができそうですよね^^
それではこの4つのトレーニングを具体的に紹介していきます!
吹奏楽管楽器に効果的な肺活量の鍛え方やトレーニング方法!
ここからは、先ほど挙げたトレーニング方法での肺活量の鍛え方を解説していきます。
吹奏楽で管楽器をやっている人にとって効果的なトレーニングなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
息止めトレーニング
- ゆっくり大きく息を吸い込む。
- 吸い込んだ状態でできるだけ長く息を止める。(苦しければ数秒間でも可)
- 苦しくなってきたら息をゆっくり吐き切る。
息を吐くときは肺の中にある空気を全部出すつもりで最後まで吐き切ることが大切です。
吸う時と吐く時は必ずゆっくりにしてくださいね。
この鍛え方は道具も必要ないのでいつでもどこでも鍛えることができますね♪
ペットボトルトレーニング
- 空の500mlペットボトルを用意する。
- 肺の中の空気を吐き切ってからペットボトルを咥える。
- 思い切り息を吸い込みペットボトルをへこませる。
- ペットボトルがへこんだら、息を吐き元に戻す。
このペットボトルトレーニングは、腹式呼吸を鍛えることもできるので吹奏楽部にはぴったりの鍛え方となっています!
最初はへこませるのが難しいかもしれませんが、肺活量を鍛えるうちに簡単にベコベコにできるようになるでしょう♪
ティッシュトレーニング
- ティッシュを一枚、壁に当てる
- ティッシュに向かって息を吹き、落とさないようにする
ゲーム感覚で、ティッシュが浮いている時間を増やすにはどうすれば良いか?と、色々考えながらトレーニングしているうちに、自然と肺活量を鍛えることができそうです^^
吹奏楽部のみんなで鍛える時はお互いぶつからないように気を付けましょう。
ただし、この鍛え方はティッシュに夢中になってあちこち動くので姿勢が悪くなりがちです。
背筋を常に伸ばす意識を忘れないでくださいね。
風船トレーニング
- 大きく息を吸い込み、一気に風船を膨らます。
- 風船を膨らませながら腹筋運動をする。
- 風船を膨らませながら歌う。
こちらの鍛え方は手順ではなく、3種類の風船トレーニングの鍛え方の紹介になります。
なので、この中の1つだけ選んで鍛えるというやり方でも問題ありませんよ♪
普通に風船を膨らませる鍛え方は吹奏楽をやっている人なら一度はやったことがあるかもしれませんが、膨らませながら腹筋をしたり歌ったりというのはちょっと難しそうですよね!
しかしその分、一度に吐き出す息の量を増やすことができてしっかりと肺活量を鍛えることができるトレーニングとなっています。
どのトレーニングも簡単な道具で気軽に取り組めるものばかりです!
無理して全部やる必要はないので、自分に合ったものを1日5分だけでも良いので継続していくことがとても大切です。
ここまでですっかり 吹奏楽=肺活量 みたいなイメージが定着しましたが、実は肺活量よりも必要なことがあったんです。
大事なことなので、次はそれについても見ていきましょう。
吹奏楽に肺活量って必要なの?
これまで肺活量を増やすトレーニングを色々と紹介してきましたが、実は管楽器演奏中の肺活量は1000ml程度しか使わないと言われています。
その量はわかりやすく言うと、深呼吸1回分より少ないくらいです。
吹奏楽では肺活量よりも呼吸法が大事だと言われています。
「息をどれだけ長く吐けるか」ではなく「必要なタイミングでどれくらいの息を吸えるか」ということです。
吹奏楽部ではパート内でカンニングブレスの場所を決めることがありますよね?
必要な時に必要な分だけ適切に息が吸えないと音を出すタイミングがずれたり、音程が不安定になってしまうことがあるんです。
呼吸法が大事っていうなら、肺活量を増やすトレーニングなんていらないじゃん!
って思っちゃいますよね^^;
でも、その大事な呼吸法を支える土台となるのが肺活量なんです。
肺活量がないと、演奏中にバテたり音がふらふらしたりします。
肺活量を増やすことで呼吸のコントロールもしやすくなり、音の安定感を増やすことができるんです!
それなら筋トレとかも頑張ったらもっと肺活量が増えるのかな?
と気になった方のために、筋トレやランニングでも肺活量を増やす効果があるのかも解説していこうと思います。
筋トレやランニングで肺活量を増やすのは効果あり?
さて、筋トレやランニングでのトレーニングで肺活量を増やすというのは吹奏楽部の人たちにとって効果があるのでしょうか?
結論から言ってしまいますが、筋トレでの鍛え方では肺活量を大きく増やすことはできません。
肺活量を鍛えるためには、肺に入れる空気の量を増やすための働きが重要です。
そのため、背中や胸、体幹のストレッチをすることは肺活量にも良いとされていますが、筋肉を鍛えることはあまり意味がないのです。
しかしランニングなどの有酸素運動はとても効果があります!
ランニングで鍛えると、体が肺に取り込む酸素の量を増やそうとするので肺活量も徐々に増やすことができるんです。
肺活量を鍛えるだけではなく筋力もスタミナも増やすことができるので、この鍛え方は一石三鳥くらいの効果が期待できます♪
走るのはちょっと苦手だな……という方はウォーキングに挑戦してみても良いと思います^^
肺活量が増えたら管楽器の演奏も上手になる気がしてきますね!
実際のところ、肺活量を鍛えると演奏の腕前は上がるのでしょうか?
肺活量を増やすと楽器の演奏は上手くなる?
息の使い方が上手くなったら管楽器の演奏も上手くなる気がしますよね。
しかし残念ながら、楽器はそう甘くはありません……;
もちろん肺活量を鍛えることで音を伸ばす時間を増やすことができますし、音程も安定します。
ですが管楽器はそれ以外にも様々な練習が必要ですよね。
ロングトーンだけできても、上手な人にはなれないのです。
肺活量はあくまでも、自分の理想の音を出せるようにするための体の基礎を鍛えるものだと思ってください。
体の基礎がしっかり出来上がれば、美しい音色を奏でることもできるようになりますよ♪
肺活量を鍛えるやり方まとめ
吹奏楽に効果的な肺活量の鍛え方、いかがでしたか?
肺活量を鍛える方法はわかったけど三日坊主だよ~!という方でもできそうなトレーニングもあるので、まずは1つだけトレーニングするところから始めていきましょう!
色々な鍛える方法があるので、自分にとって効果的な鍛え方を選んで肺活量を増やす楽しみも味わってみてください。
肺活量を増やすことができたら、今まで以上に楽しい吹奏楽ライフが待っていますよ♪
継続は力なり!頑張っていきましょう!
そして最後に吹奏楽の演奏が上手くなる方法をご紹介しておきますので、吹奏楽で担当している楽器の奏法でお悩み中の方は必見です!!
吹奏楽の管楽器演奏が上手くなる方法!
今回は肺活量を鍛えるやり方、特に吹奏楽に効果的な鍛え方などについての内容でしたが、最後まで読んでくれたあなたはもしかして現役の吹奏楽部員ですか?
吹奏楽で自分が担当する楽器が、ある程度演奏できるようになったら本当に楽しいですよね♪
そして、どの楽器も突き詰めていくと奥が深くやりがいのある楽器だと思います^^
でも、自分の楽器で理想の音色を奏でるような演奏をしたいと思っても、思い通りに演奏することができないと悔しかったりしませんか?
自分で練習してもうまくできないときって誰でもあると思います。
そんな時は、部活の先輩や顧問の先生に教えてもらうことはできますが、やっぱり限界はあると思うんですよね…。
だからその楽器の理想の音色を奏でるには、専門の先生に教えてもらうことが一番の近道なのではないでしょうか?
だけど、あなたの近くには管楽器演奏の『うまくなる方法』を専門的に教えてくれる人はいないかもしれませんね。
そんな時はコチラのゼヒトモというサイトで、管楽器演奏の上達方法を教えてくれる先生を探すことができますよ^^
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