ジャズをはじめ吹奏楽やポップス等、幅広いジャンルの音楽で大活躍するサックス!
しかし、その種類や難易度は意外と知られていないもの。
そこで今回は、サックスのメジャーな種類から珍しい種類までサックスを全貌解明!
思わずビックリしてしまうような珍しいサックスもあるとか?!
その他にも楽器別難易度から初心者へオススメのサックス等、様々な角度からご紹介!
この記事を読めば、貴方もサックス博士の仲間入りです♪
サックスの種類は何種類?
様々な音楽シーンで活躍するサックス。
そんな大活躍のサックスにどれだけの種類があるかご存知ですか?
実は、メジャーな種類から珍しい種類まで全9種類もの音域が異なるサックスが存在するんです!
その中でもメジャーなサックスがこちらの4種類!
- ソプラノサックス
- アルトサックス
- テナーサックス
- バリトンサックス
この4つの中で最も高い音域を担当するソプラノサックス!
見た目はクラリネットのように真っ直ぐで正面に構える楽器です。
その澄んだ音色は、聴く人の耳に心地よく届きます。
曲を彩ることを得意とする華やかなサックスです。
高音域を担当し、メロディーや伴奏もこなすアルトサックス!
皆さんがサックスとしてイメージするのは、このアルトサックスです^^
その明るくはつらつとした音色は、ソロ楽器としても重宝されており、吹奏楽・ジャズ・ポップス・クラシックまで幅広いジャンルの音楽で大活躍しています。
Theサックスと言える、最も知名度が高いサックスです^^
中音域を担当し、アルトサックスに次ぐ知名度を持つテナーサックス!
深く渋い音色を持つテナーサックスは、ジャズで圧倒的な存在感を示します!
吹奏楽では、金管楽器と木管楽器の繋ぎ役としてメロディーや伴奏、対旋律までこなす多彩な楽器でもあります。
その魅力にどっぷりハマる人も多い、魅力的な楽器です^^
低音域を担当し、音楽のベースを作るバリトンサックス!
重厚で響きのある音色がとても魅力的なサックスで、その音色に惚れ込んでしまう人もチラホラ(笑)
その重厚な音色で、時には迫力感、時には優しさを与え、曲の雰囲気を作り出しています^^
メロディーを担当することは少ないですが、影ながら音楽を支える大黒柱的な存在です。
まずは、サックスの種類が全9種類であることが分かりました。
また、メジャーなサックス4種類の特徴もわかりましたね^^
となると、残り5種類のサックスが気になるところ…。
どんな珍しいサックスが存在するのでしょうか?!
珍しいサックスの種類はどれくらいある?
メジャーな種類から珍しい種類のまで、全9種類もあるサックス!
メジャーな4種類のサックス以外に、どんな種類の珍しいサックスがあるのでしょう?!
- ソプラニッシモサックス
- ソプラニーノサックス
- バスサックス
- コントラバスサックス
- サブコントラバスサックス
5種類にもおよぶ珍しいこれらのサックスは、サックス奏者でもなかなかお目にかかれません(笑)
特に、ソプラニッシモサックスは全サックスの中で最も高い音域を奏でる楽器。
しかし、全長約30cmしかない珍しい極小サックスなんです!
音楽の授業で習うリコーダーよりも小さいのですから、本当に珍しいサックスですよね。
一方で、全サックスの中で最も低い音域のサブコントラバスサックスは管の長さが約3mにも及ぶ超巨大&珍しいサックス!
その見た目は、もはやサックスのお化け!この世に存在するのかも怪しいくらいです(笑)
サックスの中でも珍しいですが、管楽器全体で見ても珍しい楽器です。
今回は特徴的な珍しい2種類のサックスをピックアップしてご紹介しました。
こんな珍しいサックスがあるなんで驚きでしたね!
ここまで紹介してきた馴染みのあるサックスから珍しいサックスまで、どんな音色をしているのか気になってきませんか?
こちらの動画では、1人の奏者が様々なサックスを演奏していますので、気になった方は是非チェックしてみて下さいね^^
サックスの常識が覆ること間違いなし!
メジャーなサックス、珍しいサックスも含めて、9つもの種類が存在するサックス。
これだけの種類があると、大きさや音で違いがわかるのでしょうか?
そこで次に、サックスの大きさや音の違いについて、見分け方のコツをご紹介していきます!
サックスの種類の見分け方!大きさや音の違いで分かる?
高音域から低音域まで全9種類もあるサックス。
これだけの種類があると、「見分け方が難しいのでは?」と思いますよね^^;
しかし、サックスの大きさや音の違いの見分け方は意外とシンプル!
今回は、イメージしやすいメジャーな4種類のサックスで音や大きさの違いの見分け方を説明していきます^^
大きさで違いを見分ける時のポイントは、楽器の大きさと音の高低が関連している点!
サックスは、音が高くなるにつれて楽器が小さくなり、音が低くなるにつれて楽器が大きくなります。
最も高音のソプラノサックスが約60cmに対し、低音のバリトンサックスは約1mの大きさですから、その違いは一目瞭然!
ちなみに、アルトサックスが約70cm、テナーサックスが約90cmなので、高音域から低音域にかけてきれいな背の順になります^^
音での違いの見分け方は、合唱編成とリンクしてイメージすると分かりやすいです!
アルトサックスの音は女性、テナーサックスの音は男性の声の音域に近く聴き取りやすい音。
そのため主旋律を担当することが多く、伴奏時には音楽に厚みを与えます!
一方、ソプラノサックスの音は更に高く、バリトンサックスの音は更に低いです。
この2つの音により音楽に響きの幅が加えられ、その特徴的な音で主旋律を担当することで曲にスパイスを与えます!
4つの異なる音域の音が重なることで、パイプオルガンのような響きある豊かな音楽が奏でられるのです。
数種類もあるサックスですが、大きさや音の違いの見分け方は意外とシンプルでしたね^^
大きさと音の違いの見分け方が分かると、次に気になるのは種類別の難易度!
果たして、どのサックスの難易度が高いのでしょう?!
逆に難易度が低いサックスがどれかも気になりますね^^
では、次にサックスの種類別難易度をご紹介していきます。
サックスの種類別難易度は?
9つも種類があると、難易度が一番低いサックス・難易度が一番高いサックスが気になるところ。
ここでもイメージしやすいメジャーなサックス4種に絞って難易度をご紹介していきます!
曲中での役割や楽譜の難易度で判断していきますので、是非参考にして下さいね^^
果たして、難易度が低い・難易度が高いのはどの種類なのでしょう?!
サックスの種類で難易度が一番低いのは?
バリトンサックス
低音パートとしてリズム等の伴奏がメインのバリトンサックス。
音色や吹き方のパターンを低音パート1種類のみに絞れる点が難易度が低いと言える理由です。
また、四分音符や八分音符を中心とした楽譜が多く、比較的早く吹けるようになるのも難易度が理由の1つ。
ただし、クラシック曲では高音楽器同様に細かいフレーズを担当することもあり、難易度が一気に上がるので要注意!
普段の基礎練習でアルペジオや速いテンポでの音階・半音階練習でテクニカルスキルを身に付けておくことが大事です。
また、難易度が低いと言っても、厚く響きのある音色作りは至難の業!
別の角度での難しさもあるサックスです。
サックスの種類で難易度が一番高いのは?
テナーサックス
金管楽器と木管楽器の橋渡し的存在のテナーサックス。
金管楽器的な明るい音色を持つ一方で、木管楽器らしい豊かな響きを持ち合わせています。
それゆえ、メロディー・伴奏・対旋律と1曲の中で役割がコロコロ変わる、難易度が高いサックス!^^;
そのため、曲中で役割に合わせて吹き方や音色を臨機応変に変える必要があるんです。
音色や吹き方の引き出しを多く持っておく必要があるという点で、テナーサックスは難易度が高いと言えます。
難易度が高いと聞くと敬遠してしまいがちですが、職人のように突き詰めることが得意な方にとってはオススメのサックスです^^
ここまでで、同じサックスの中でも難易度に違いがあることがわかりましたね。
サックスについて色々知ってくると、いよいよサックスを吹いてみたくなりませんか?(笑)
そこで、次に初心者へオススメのサックスについてご紹介していきます!
サックスの種類で初心者におすすめは?
数あるサックスの中でも、初心者にオススメのサックスはアルトサックス!
なぜ、初心者にアルトサックスがオススメなのでしょうか?
- 初心者でもブレスコントロールがしやすい!
- 他のサックスでも活かせるスキルが身に付く!
1つ目の理由は初心者でもブレスコントロールがしやすいという点。
アルトサックスは数あるサックスの中で、1番無理のない息の量で音が出せます。
テナーサックスは息の逃がし方にコツがいりますし、バリトンサックスは肺活量が必要で初心者にはハードルが高いです^^;
ブレスコントロールに余裕があると音色づくりに集中することができますので、アルトサックスは初心者にオススメです。
また、アルトサックスはメロディーを多く担当するので、フレーズの歌い方を身に付けることができます^^
このスキルが、初心者の今後のサックス人生において超重要!
メロディーや対旋律を担当するテナーサックスに活かせるのはもちろん、リズムが多いバリトンサックスではフレーズの歌い方に合わせた伴奏づくりに活かすことができるんです!
そういった意味で、メロディーの歌い方が身に付くアルトサックスは、初心者が今後サックスを上達させる上でオススメなのです!
そして最後にサックスがうまくなる方法をご紹介しておきますので、サックスの奏法でお悩み中の方は要チェックですよ!!
サックスがうまくなる方法!
今回はサックスの種類や種類別の難易度をお伝えしていきましたが、最後まで読んでくれたあなたはもしかして現役のサックス奏者ですか?
サックスって簡単に音が鳴る割には、突き詰めていくと奥が深い楽器だと思います^^
そして、理想の音色を奏でるような演奏をしたいと思っても、思い通りに吹くことができないと悔しいですよね?
自分で練習してもうまくできない時って誰でもあると思います。
だけど、サックスが思うように吹けない時は誰かに自分の奏法を確認してもらい、出来ていないところを教えてもらうとメキメキと上達すると思いますよ♪
でも…あなたの近くにはサックスがうまくなる方法を教えてくれる人がいないかもしれませんね。
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サックスの種類別難易度まとめ
今回は様々な音楽シーンで活躍するサックスを色々な角度からご紹介してきました。
メジャーな4種類のサックスから珍しい5種類のサックスに至るまで、9つものサックスが存在することがわかりましたね^^
珍しい種類の中には、全長約3mにも及ぶモンスター級のサックスも!
また、メジャーな4種類のサックスにスポットを当てて楽器の難易度もご紹介してきました。
難易度の差こそあれど、どのサックスも極めるという点ではそれ相応の難しさがあります。
そして、初心者には応用力が身に付くアルトサックスがオススメということも分かりました!
サックスは知れば知るほど、その魅力に惹かれてしまう楽器。
見た目のカッコよさ、音色の豊かさ、色んなジャンルの音楽にハマる表現の幅の広さ…言い出したらキリがありません(笑)
今回、サックスに少しでも興味を持って頂けたのならば、是非その扉を開いてみて下さい!
貴方を虜にするサックスの世界が待っていますよ^^