オーボエって難しい楽器だと私は思っているんですが、あなたはどう思いますか?
吹奏楽部に所属していた頃、同級生がオーボエで苦労している姿をよく見ていたので、「オーボエは難しい」というイメージが私にはずっとついて回っています。
実際「オーボエ」と検索するとすぐに「難しい」って出てくるし…
オーボエの”何”が難しくさせているんでしょうか?
今回はなぜオーボエが難しいのか、その理由について調べてみました。
オーボエが難しい理由は何?
それではまずオーボエが難しい理由について見ていきましょう。
オーボエが難しい理由は4つあると考えます。
- リード問題
- 音程の調整
- 運指が難しい
- 楽器管理
オーボエが難しい理由を一つずつ見ていきましょう!
オーボエが難しい理由その① リード問題
オーボエが難しい理由その①はリード問題です。
オーボエでいい音を出そうと思ったら、自分でリードを調整しないといけませんが、このリードが温度や湿度、気圧などに影響を受けやすくて、調整するのが難しいんです。
複数あるリードを同じように作っても全てが良いリードになるとも言えません。
また良いリードを作っても消耗品のため、すぐに割れたりしてしまいます。
同じ木管楽器のクラリネットやサックスもリードを育てますが、こんなにリード作りで苦労するのはダブルリードならではでしょう。
オーボエが難しい理由その② 音程の調整
オーボエが難しい理由その②は音程の調整です。
オーボエは管が大変細いうえにリードも4mmの幅しかないので、音を鳴らすにはかなりの圧力が必要です。
口にかなりの力を込めて吹くので、慣れない初心者はすぐに口がばててしまいます。
こうなってしまうとアンブシュアが変わってしまって、なかなか一定した音程を取りづらくなりますよね…
また、オーボエの複雑な楽器構造とすぐに劣化しやすいリードも音程調整のしづらさに拍車をかけています。
先ほどの話に戻ってしまいますが、リードは本当に大事なんですね!
オーボエが難しい理由その③ 運指が難しい!
オーボエが難しい理由その③は運指が難しいです。
オーボエの運指の基本はリコーダーと同じですが、押さえるキーが多かったり、ハーフホールにするなど運指が複雑です。
オーボエの運指を見てみましたが、クラリネットを吹いている私でもちょっとよくわからない指使いです…
しかもある特定の音に運指が3つもあって、状況によって使い分けるとか、頭がこんがらがりますよね。
キーの使い分けも運指を難しくさせている原因かもしれません。
オーボエが難しい理由その④ 楽器管理
オーボエが難しい理由その④は楽器管理です。
オーボエは天然の木で楽器が作られているので、急激な温度や湿度変化に大変敏感です。
特に急激な温度変化が起こるとキーが動かなくなったり、管体が割れる原因にもなります。
温度変化が原因でキーが動かなくなるって怖いですね…
冬場は楽器を温めておくようにとクラリネットでも指導されたことはありますが、急激な温度変化でクラリネットのキーが動かなくなるっていうのは私は聞いたことありませんでした。
どんな楽器も気温や湿度には注意を払わないといけないですが、オーボエはさらに注意を払う必要がありそうですね。
以上、オーボエが難しい理由についてでした。
こんな難しい楽器代表のオーボエは、なんとギネスの世界ー難しい楽器と載っているんです。
なぜオーボエがギネスの世界一難しい楽器と載っているのか調べてみました。
オーボエが世界一難しい楽器とギネスに載ってる理由は?
ギネスに載る世界一難しい楽器はオーボエのほかにもホルンも挙げられています。
オーボエもホルンも管楽器ですがその他の共通点ってあるんでしょうか?
まず、ギネスに認定される基準を調べてからオーボエが世界一難しい楽器となった理由について調べてみようと思います。
ギネスに認定される基準は何?
まずは、ギネスを簡単に紹介しましょう。
ギネスとはギネス世界記録という「世界一」を記録する書籍、またはそれを認定する組織のことを指します。
ここでギネスに認定される基準を調べてみたところ、次の項目を全て満たすことが条件になります。
- 計測可能であること
- 記録更新が可能であること
- 標準化が可能であること
- 証明可能であること
- 計測が一つの基準においてなされていること
- 世界一であること
以上6つの条件を満たし、ギネス世界記録に申請して認定されると世界一としてギネスに載ります。
では、オーボエがなぜ世界一難しい楽器としてギネスに載っているのでしょうか?
オーボエが世界一難しい楽器とギネスに載ってる理由
オーボエが世界一難しい楽器とギネスに載っている理由についてですが、ネットでは明確な回答がなかなか出てきませんでした。
でもオーボエが世界一難しい楽器と認定されているのは、上記の6つの条件を満たしているからなんでしょうねぇ…
やっぱりリードの扱いづらさと音程の調整の難しさがギネスに載る理由になったと私は考えます。
というかギネスに載ったからって何が変わるんでしょうか?
話題性があることは認めますが「難しい楽器だから」といって演奏中のミスや技量のなさは誰も許してくれません!
難しい楽器というのはわかりますが、そこに甘えないで自分で対策を考えましょう。
オーボエが難しいと感じる時の解決策は?
リードの扱いづらさや音程が取りづらいなど難しい要素は多々あります。
特にオーボエを始めたばかりの人はなおさらそう感じるかもしれません。
難しいと思うとなかなか練習に身が入らなくなったりすると思いますが、それだと一向に上達はしません。
もしオーボエが難しいと感じて練習するのが嫌になった時はこんなことを試してみてください。
- 上手な人の演奏を聴く
- レッスンに通う
オーボエを吹くきっかけは何でしょうか?
誰かの演奏を聞いてオーボエを吹きたいと思った人は多いのではないでしょうか?
上手な人(プロとか)を聞くと自分の出したい音やこんな演奏がしたいという気持ちが起こりやすく、目標にしやすいと思います。
目標もなく吹き続けるとモチベーションは上がりませんが、「こんな風に吹きたい」という気持ちがあると練習もモチベーションも上がってくるのではないでしょうか?
また、自分の力だけではどこに躓いているのかわかりにくいと思うので、レッスンを受けて客観的にみてもらうことも必要かもしれません。
お金に余裕のある方はレッスンに行ってみましょう。
以上、難しい楽器オーボエについてでした。
オーボエが難しい理由まとめ
今回オーボエが難しい理由についていろいろ調べてみて、一番気になったのは「誰がオーボエをギネス世界記録に申請したのか」でした。
たしかにリードや音程など初心者には難しい要素だらけですが、それでもプロだっていますし、オーボエを吹くのが上手な学生さんだっています。
教える人の少ないマイナー楽器(民族楽器のような)のほうが難しいと私は思うのですが…
しかもクラリネットやサックス、その他の楽器にだって難しい部分はたくさんあります。
なにもオーボエだけが特別難しいわけではありません。
何を考えてギネスに登録しようと思ったのか、私には理解できません。
オーボエ吹きの方、こんなよくわからないギネス記録を気にするより、オーボエの練習に時間を割きましょう!
そして最後にオーボエがうまくなる方法をご紹介しておきますので、オーボエの奏法でお悩み中の方は必見ですよ!!
オーボエがうまくなる方法!
今回はオーボエが難しい理由についてお伝えしてきましたが、最後まで読んでくれたあなたはもしかして現役のオーボエ奏者ですか?
オーボエってすごく難しい楽器の上に、突き詰めていくと奥が深い楽器だと思います^^
そして、理想の音色を奏でるような演奏をしたいと思っても、思い通りに吹くことができないと悔しいですよね?
特にオーボエの理想の音色を出すにはリードの影響はすごく大きいと思います。
それに、自分でたくさん練習してもうまくできないときって誰にでもあると思います。
だけど、オーボエが思うように吹けない時は誰かに自分の奏法を確認してもらい、出来ていないところを教えてもらうとメキメキと上達していきますよ♪
でも…あなたの近くにはオーボエがうまくなる方法を教えてくれる人がいないかもしれませんね。
そんな時はコチラのゼヒトモというサイトで、オーボエを教えてくれる先生を探すことができますよ^^
>>オーボエレッスンの先生を、ゼヒトモで探してオーボエの悩みを解決する!!
今はオンラインでも音楽教室のレッスンを受けることができる時代なので、全国からあなたにピッタリなオーボエの先生を捜してみませんか?
楽器のプロを探せるゼヒトモというサイトでは簡単な質問に答えるだけでAIがあなたにピッタリなオーボエレッスンのプロを5人ピックアップしてくれます♪
アンケートに答えて紹介してもらうまでは無料なので探してみると面白いですよ^^
\オーボエのレッスンを無料で探す!/
\ 近くのオーボエ教室が見つかります♪/
\上手くなりたい人は↓↓↓をクリック!/