今回は、トロンボーンの必殺技ともいえるグリッサンドのやり方についてご紹介します。
トロンボーンのグリッサンドは、スライドのおかげでとてもなめらかにできますよね!
曲中で同じポジションやオクターブでグリッサンドの指示があったときは、どうやって吹いたらいいのでしょうか?
今回は、トロンボーンのグリッサンド吹き方やコツをご紹介していきます。
トロンボーングリッサンドのやり方は?
トロンボーンはスライドで音程を変えるため、トロンボーンでのグリッサンドは他の楽器のグリッサンドのやり方ではできないほどなめらかにできます。
さっそくトロンボーンのグリッサンドの吹き方やコツをご紹介していきます!!
トロンボーンのグリッサンドとは?
そもそもグリッサンドとは、1つ1つの音を区切らずに滑らかに上げ下げする特殊奏法のことです。
特殊奏法のグリッサンドは、楽譜で見るとニョロニョロの線で指示されています!
特殊奏法というと難しく感じますが、トロンボーンでのグリッサンドは、スライドを伸び縮みさせればあっという間にグリッサンドができます!
では、より具体的にトロンボーンでのグリッサンドの吹き方やコツをお伝えしていきますね!
トロンボーンのグリッサンドの吹き方やコツは?
トロンボーンでグリッサンドでの吹き方は、スライドを伸び縮みさせるとお伝えしましたが、具体的にはどのようなやり方でしょうか。
実際に見た方がやり方がわかりやすいと思うので、トロンボーンでグリッサンドしている動画をご紹介します。
スライドを伸び縮みさせて、高い音から低い音にいき、また高い音に戻ってきていますね。
トロンボーンでグリッサンドをするには、グリッサンドを開始する音から終わりの音まで、スライドを止めずに一定のスピードで伸び縮みさせます。
息は、一定の量とスピードで出して、音の変わり目ではタンギングはしません。
トロンボーンはスライドを伸び縮みさせることで音階を変えるため、スライドのポジションを変えるだけで綺麗にグリッサンドができてしまいます!
また、トロンボーンで綺麗にグリッサンドするコツとしては、スライドを動かす範囲を大きくとることです。
1ポジションから6ポジションまでというようになるべく長くスライドを動かすとグリッサンドが綺麗に聞こえますよ!
ここまで、特殊奏法であるグリッサンドの吹き方やコツをご紹介しました。
次は、実際の曲の中でグリッサンドが出てきたときの吹き方についてもご紹介しますね!
曲中の同じポジションでのトロンボーングリッサンドの吹き方は?
グリッサンドは特殊奏法なので頻繁には曲中に出てきませんが、曲中に出てきたときに困ることもありますよね。
例えば、DからGのように同じ4ポジションの音でグリッサンドの指示が出てきたときの吹き方はどうすればいいでしょうか?
同じポジションの音のグリッサンドのちょっとしたコツをお教えしますね!
一度スライドを伸ばす!
トロンボーンでのグリッサンドの吹き方は、スライドを動かしてポジションを変えるのに、同じポジションではグリッサンドできない!と思ってしまいますよね。
同じポジションでもできるやり方があります!
DからGのグリッサンドを例に説明します。
まずは、4ポジションのDを吹いて、そこからグリッサンドしながら6ポジションのFまで移動します。
6ポジションまで移動したらまた4ポジションのGを目指して6ポジションから4ポジションまで戻ります。
このようなやり方で、同じ4ポジションの音でもグリッサンドができるようになります!
同じポジションで出す音でも、一度スライドを伸ばして元のポジションに戻ってくるときにグリッサンドをすれやり方でグリッサンドのように聞こえます!
では、次に曲中ででオクターブグリッサンドが出てきた場合のやり方についてご紹介します。
曲中のオクターブでのトロンボーングリッサンドの吹き方は?
では、曲中でオクターブの音でグリッサンドの指示が出てきたときの吹き方はどのようにすればいいのでしょうか?
例えば、1ポジションでFからFや、4ポジションでDからDのグリッサンドがあったときはどのようなやり方でグリッサンドをすればいいのでしょうか。
①替えポジションを使ってグリッサンドする
②リップスラーのように同じポジションでグリッサンドする
ここでは、FからFでグリッサンドするやり方について具体的に説明しますね。
Fの場合、替えポジションが6ポジションでとれるので、替えポジションを使います!
下のFは1ポジションでとり、グリッサンドの最後のFを6ポジションでとります。
1ポジションのFを吹いたらそのままスライドを6ポジションまで伸ばしながら、上のFまでいくということですね!
トロンボーンでオクターブの場合、たいてい同じポジションのことが多いので、2点のポイントのようにするのがコツです!
まずは、オクターブの上か下の音にどちらかに替えポジションがあるかを確認して、どちらかを替えポジションにしてグリッサンドしてみます。
オクターブの音に替えポジションがない場合は、同じポジションでリップスラーのように下の始まりの音から上のオクターブの音まで吹きます。
または、前の項目で説明したとおり、最初の音をふいたら一度スライドを伸ばしてそこからスライドを縮めながら上の音までグリッサンドしてきます。
だけど、ここまでの話でトロンボーンのグリッサンドのやり方はなんとなくわかったけど、やっぱり自分で上手にグリッサンドをマスターする自信がないと思うかもしれません。
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トロンボーングリッサンドのやり方はトロンボーンのプロに相談してみる?
ここまで、トロンボーンのグリッサンドのやり方などをご紹介してきました。
これまでの紹介で、トロンボーングリッサンドのやり方のポイントはわかったと思います。
だけど、いざ実際に同じようにやってみようと思っても、なかなか思うようなグリッサンドが吹けないかもしれません…
また、トロンボーンは他の楽器と違いスライドで演奏するので、独自の奏法もたくさんあります。
他の楽器の人にはわからない悩みなんかもあるのではないでしょうか?
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まとめ
今回は、特殊奏法である「グリッサンド」をトロンボーンで吹く方法についてご説明してきました。
トロンボーンは、スライドを伸び縮みさせて、グリッサンド奏法をします。
曲中で同じポジションやオクターブでグリッサンドの指示があったときは、どうやって吹いたらいいか疑問に思っていた人も多いはず!
今回ご紹介したコツや吹き方で、ぜひ特殊奏法のグリッサンドをマスターしてください!
そしてトロンボーンの強みである滑らかなグリッサンドを楽しんで吹いてくださいね。
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