“楽器は安いよりも高価なイメージがありますがよね。
しかし、楽器やメーカーによって値段はバラバラで安い楽器や高い楽器、桁すら変わる楽器もあります。
そこで、今回はトロンボーンを視野に値段の相場を紹介します!
果たしてトロンボーンの値段の相場は安いのでしょうか…?
初めにトロンボーンの値段、メーカー別の相場について紹介します。
トロンボーンの値段 メーカ別の相場はいくら?
では、初めにトロンボーンの値段をメーカー別に相場を紹介します。
今回、取り上げるメーカーは
- バック
- ヤマハ
- ゲッツェン
- コーン
- シャイアーズ
この5つのメーカーとバルブトロンボーンの値段の相場も紹介していきます。
初めに、バックのトロンボーンの値段の相場を紹介します。
トロンボーンの値段:バック
初めに、金管楽器奏者なら一度は聞いたことのあるアメリカのメーカー「バック」の値段の相場を紹介します。
バックのトロンボーンの相場はおおよそ40万円前後です。
1番安くて10万円台で買える楽器もありますが、世間一般的に使われる楽器は30〜40万円台のトロンボーンが1番多いと思います!
次にヤマハのトロンボーンの値段の相場を紹介します。
トロンボーンの値段:ヤマハ
次に、日本の大手楽器メーカー「ヤマハ」の値段の相場を紹介します。
ヤマハのトロンボーンの相場は、テナートロンボーンで20万円前後、テナーバストロンボーンで40万円前後です。
先程のバックと異なりヤマハのトロンボーンはトロンボーンの値段の差が大きく、安い20万円台で買えるトロンボーンもあれば、60万円もするトロンボーンもあります。
しかし、ほかのトロンボーンを見てみるとほとんどが40万円台で設定されています。
次にゲッツェンのトロンボーンの値段の相場を紹介します。
トロンボーンの値段:ゲッツェン
次に、アメリカのメーカー「ゲッツェン」の値段の相場を紹介します。
ゲッツェンのトロンボーンの値段の相場は、テナートロンボーンが40万円弱、テナーバストロンボーンが60万円前後です。
ゲッツェンも先程のヤマハと同じでテナートロンボーンとテナーバストロンボーンの値段の差が大きいです。
ゲッツェンは主に音大生やプロの方がよく使われています。
次にコーンのトロンボーンの値段の相場を紹介します。
トロンボーンの値段:コーン
次に、アメリカのメーカ「コーン」の値段の相場を紹介します。
コーンは金管楽器の他に、サックスの製造も行なっているメーカーです。
コーンのトロンボーンの値段の相場は、30〜40万円です。
コーンは、ほかのメーカーに比べたら比較的安いですね。
次にシャイアーズのトロンボーンの値段の相場を紹介します。
トロンボーンの値段:シャイアーズ
次にアメリカのメーカー「シャイアーズ」のトロンボーンの値段の相場を紹介します。
シャイアーズは1995年に設立されたメーカーで、とても新しいですがシャイアーズの良さを聞きつけてたくさんのプロの方が注文しているメーカーです。
そんなシャイアーズのトロンボーンの値段の相場は、テナートロンボーンは60万円前後、テナーバストロンボーンは70万円前後ととても値をはります。
こちらの、シャイアーズは全て手作りであり、世界中様々なプロのトロンボーン奏者の監修楽器も沢山揃えているためどうしても高い値段になってしまいます。
最後にバルブトロンボーンの値段も紹介します。
おまけ:バルブトロンボーンの値段
最後にバルブトロンボーン、通称スーパーボーンの値段を紹介します。
スライドとバルブ両方を兼ね揃えたトロンボーンのこと(バルブトロンボーン、スーパーボーンとも呼ぶ)
スーパーボーンの値段は約20万円台前後です。
スーパーボーンは、吹奏楽よりかはマーチングなどで少しづつ普及されています。
ここまで、5つのメーカーのトロンボーンとバルブトロンボーンの値段の相場を紹介しました。
ここからは、トロンボーンを選ぶ際の注意点を2つまとめました。
トロンボーンの値段が安いメーカーや中古を選ぶ時の注意点は?
ここまで、トロンボーンの値段の相場をメーカーごとの比較とバルブトロンボーンの値段を紹介したので、ここからはトロンボーンを選ぶ際の注意点を2つ紹介します。
主に安いメーカーと言うと、「ヤマハ」が想像付きますね。
たしかにヤマハは機械で製造されているため、比較的安い値段で購入できます。
また、安いだけではなく日本製ということで当たり外ればほぼなく安心できます。
しかし、機械で製造されているということでどの楽器も同じように作られており個々の魅力を出すことはとても難しいです。
そのため、初心者として始めるならヤマハでも充分ですが少しづつ慣れてきて魅力を出したいのならば、安いヤマハを選ぶ前に考える必要があります。
トロンボーンに限らず楽器は、沢山の中古品も出回っています。
地域のリサイクルショップのみならず、ヤマハなどメーカーでも中古品を扱っています。
中古品の良いところは、誰かが吹いた後なので比較的音は鳴りやすいと思います。
新品の楽器は自分が吹き込んでいかないと楽器がなかなか響いてくれません。
しかも、それは数日ではなく数年かかる場合もあります。
このように考えると、中古品の方が良いと思う方もいると思います。
しかし、中古品の注意点としては
- 楽器が古く保証期間が終わっている
- 前吹いていた人が変な癖をつけている
この2つが主な注意点です。
簡単に理由を説明します!
保証期間が終わってしまうと、リペアは勿論実費で高く付きます。
また、取り扱っていないほど古い楽器だとリペアもできない可能性があります。
トロンボーンに限らず楽器は人それぞれ吹き方が異なります。
そのため、前吹いていた人と自分の吹き方が全然違ったり、前吹いていた人が変な吹き方をしていて楽器がそれで癖ついてしまうと音が鳴りづらかったりします。
このように、中古品も良い点ばかりではなく見極める力も必要となります。
ここまでは値段が安いメーカー、中古品の注意点を紹介したので次は初心者や中学生がトロンボーンを買うときのポイントを紹介します。
初心者や中学生がトロンボーンを買う時に注意するポイントは?
ここまで値段が安いメーカー、中古品の注意点を紹介したのでここからは、初心者や中学生がトロンボーンを買うときのポイントを3つ紹介します。
トロンボーンには様々な種類があり、よく使われるのはテナートロンボーン、テナーバストロンボーン、バストロンボーンの3種類です。
値段は勿論、用途も変わってくるため買う際に注意しなければならないポイントです。
トロンボーンに限らず楽器は沢山のメーカーが製造しています。
機械製造や手作りなど様々です。
一般的に、初心者や中学生はヤマハのような機械製造の方がお勧めですが、人によったら手作り楽器の方が良い場合もあります。
楽器はとても高価なものなので失敗できませんよね。
なので、安易にメーカーは考えず楽器屋さんやプロのオーケストラの方などと一緒に選定した方が良いと思います。
楽器には、それぞれカスタムがついていたりプロの監修楽器など物によって値段の差があります。
「初心者だから1番安い楽器」と考える方もいると思いますが、それは間違えであって勿論、安い楽器でも良い楽器は沢山あります。
しかし、それぞれ特徴があるため値段に差が生まれてきます。
なので値段で決めず、楽器それぞれの特徴を理解して購入することも注意しなければならないポイントです。
ここまで初心者や中学生がトロンボーンを買う際の注意しなければならないポイントを紹介したので、次はトロンボーンのおすすめの楽器を紹介します。
トロンボーンの値段でおすすめな楽器は?
ここまで、トロンボーンを買う際の注意点を紹介したのでここでは、私がおすすめするトロンボーンを中学生、高校生、大人と分けていくつか紹介します。
初めに高校生、大人で始める初心者におすすめのトロンボーンを紹介します。
トロンボーンの値段で初心者におすすめな楽器は?
では、初めに高校生で始める人のおすすめのトロンボーンを紹介します。
理由としては、高校生はある程度身体が作られている時期なのでテナーバストロンボーンを吹ける体力や身体があると思います。
主に吹奏楽でもこのトロンボーンを使っている高校生も沢山います。
また、このトロンボーンはヤマハのカスタムで値段も46万円ということで桁違いに高い楽器ではないためオススメします。
次に、大人で始める人のおすすめのトロンボーンを紹介します。
このトロンボーンは、太管のため沢山の息を必要とします。
そのため、身体が出来ている大人の方なら初心者でも吹きこなせると思います。
仕上げをラッカーやシルバーにするかによって値段は10万円ほど変わりますが、大体55万円以下で購入可能ですので、社会人として働いていたら手が出せる楽器だと思います!
吹奏楽ではなく、個人としてトロンボーンを習いにいく方なら尚更、手作り楽器の方が自分の魅力を存分に出せると思いますよ!
ここまで、高校生、大人の初心者向けおすすめトロンボーンを紹介しました。
最後に、中学生向けのおすすめトロンボーンを紹介します。
トロンボーンの値段で中学生におすすめな楽器は?
最後に、中学生向けのおすすめトロンボーンを紹介します。
ここでは、テナートロンボーン、テナーバストロンボーンを一本ずつ紹介します。
初めにテナートロンボーンです。
値段は、10万円台ということで中学生でも手の出しやすいトロンボーンになっています。
また、テナートロンボーンはどうしても音が薄っぺらくなりがちですが、バックはほかのメーカーに比べて息を沢山必要とします。
そのため、訓練という意味も込めてバックで練習して肺活量を増やしたり、薄っぺらい音を改善することができると思います。
テナーバストロンボーン
このトロンボーンは、同じ値段で中細管として「YSL-640」という楽器もありますが、おすすめは太管の「YSL-620」です。
値段は、ヤマハだからこそできる25万円以下で購入できるため、ほかのメーカーに比べたら中学生でも手が届きやすいトロンボーンだと思います。
太管は中学生には少し難易度は高めですが、その分吹きこなせると大活躍します。
吹奏楽は勿論、ソロでも大活躍のトロンボーンです!
まとめ
“今回は、トロンボーンの値段の相場を紹介しました。
トロンボーンはメーカーによって、値段の相場は安いものから高いものまで沢山の種類があります。
トロンボーンは安いものは10万円台〜高いもので60万円を超えるものもあり値段の相場は安いものと高いものの差が大きいです。
一生に一度の買い物、失敗しないように参考にしてみてください^ ^