ソプラノサックスはサックスの中で一番高い音域を出すことができる楽器です。
そんなソプラノサックスですが、初心者には難しいと言われています。
ソプラノサックスは難しいからと思って躊躇していた方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ソプラノサックス初心者でもきれいな音を出すコツや上達方法を調査しました!
ソプラノサックスの魅力やおすすめのソプラノサックスも紹介していますのでご覧ください。
ぜひソプラノサックス吹きこなせるサックス奏者になりましょう!
ソプラノサックスは難しい?
サックスには、いくつか種類がありますが、「ソプラノサックス」は一番高い音域を出せます。
ソプラノサックスは、弦楽器のような繊細な音から金管楽器のような力強い音まで出せるのが魅力の楽器です。
とっても繊細で透明感のあるきれいな色が人気の楽器なんです!
大きさで見るとソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックスの順番に大きくなり音域も低くなるという違いがあります。
サックスは、高い音域をきれいな音で出すことが難しい楽器です。
特にソプラノサックスは、サックスの中でも一番高い音域の楽器のため、初心者には難しいと言われています。
アルトサックスやテナーサックスと比べて難しいのか、どんなところが難しいと言われるポイントなのか気になりますよね。
難しいと言われることが多いソプラノサックスですが、上達法や吹き方のコツなどもお伝えしていきますので、ソプラノサックスに挑戦したい方もぜひご覧ください。
ソプラノサックスは初心者には難しい?
アルトサックスやテナーサックスがある中、ソプラノサックスが特に難しいとい言われる理由は、すべてのコントロールが難しいからです!
ブレスや息のコントロールが難しいうえにマウスピースのくわえ方などすべての方面においおてコントロールが初心者には扱いきれません。
例えば息の量だと、そのまま息を入れてしまうとどの音もビーというような音が鳴ってしまいます。
どの音を吹くにも非常に繊細な息のコントロールの吹き方が求められるので初心者には難しいのです。
特に高い音域や小さい音の吹き方が難しく、アルトサックスやテナーサックスと比べて初心者にはハードルが少し高いのですね。
ただ、楽器の大きさや重さの面でいえば、ソプラノサックスは楽器本体が小さいため楽器が軽くその面においては初心者や小柄な方にとってはメリットかもしれません!
そしてアルトサックスよりも小さいフォルムがかわいらしいので、楽器の見た目も魅力の1つです。
それでは、ソプラノサックスは初心者だけではなく、アルトサックスやテナーサックス経験者にとっても難しいのでしょうか。
どんな違いがあるかご紹介していきましょう!
ソプラノサックスはサックス経験者でも難しい
アルトサックスやテナーサックス経験者にとってもソプラノサックスの難しいのか気になるところですよね。
何管かという点からみていきましょう。
サックスは移調楽器で、種類によって管が違います。
それでは、ソプラノサックスは何管かご存じですか?
ソプラノサックスは、B♭管の楽器です。
次にアルトサックスとテナーサックスな何管でしょうか?
アルトサックスはE管、テナーサックスはソプラノサックスと同じB♭管です。
ソプラノサックスと同じB♭管テナーサックス経験者であればソプラノサックスに移行しやすいかもしれませんね。
ただ、テナーサックスの1オクターブ上の高音域を出せるソプラノサックスでは、音程をコントロールすることが非常に難しいため、サックス経験者であってもソプラノサックスを吹きこなすのはなかなか難しいのです。
運指という点においては、サックスは同じ運指で吹けるので経験者はすんなりできると思います。
ソプラノサックスからテナーサックスまでの音域を合わせるとおおよそ3オクターブくらいになります。
3つそろうだけでも様々なジャンルの曲が演奏できそうですね!
ここでは、ソプラノサックスが何管か、同じ管のテナーサックス経験者にとってもソプラノサックスが難しいかを説明してきました。
ソプラノサックスには、管がまっすぐなタイプとカーブしているタイプを見かけますが、どちらが難しいか違いがあるのでしょうか?
それでは、真っすぐなタイプとカーブしているタイプで難易度に違いがあるのか説明します。
カーブドソプラノサックスも難しい?
ソプラノサックスには、ストレートサックスとカーブドサックスの両方があります。
ソプラノサックスと言えば、アルトサックスやテナーサックスのようなカーブしたサックスではなく、真っすぐなストレートサックスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
先ほどはアルトサックスとソプラノサックスでは、何管か異なると説明しましたが、ストレートソプラノサックスとカーブドソプラノサックスは同じB♭管です。
では、難易度にどんな違いがあるのでしょうか?
カーブドソプラノサックスの方が難易度が高い!
カーブドソプラノサックスは、キーが密集しているため、真っすぐなソプラノサックスより技術的に習得が難しいです。
ただ、非常に軽量なためアルトサックスを演奏するのに重さがネックとなっている幼少の子供がサックスを始めるときの入口として使われることもあるそうです。
さて、難しいと言われるソプラノサックスですが、ぜひ吹きたいという方は上達法も知りたいですよね!
そこで次は、ソプラノサックス初心者でもきれいな音を出すコツや上達法などをお伝えします。
初心者でもソプラノサックスのきれいな音を出す吹き方のコツはある?
高い音を出すことが難しいサックスですが、ソプラノサックスでは、どの音も基本的に高音域です。
そのため、どの音を吹くにもきれいな音を出すことが難しいと言われています。
それでは、初心者でもソプラノサックスできれいな音を出すためコツや吹き方などをお伝えしていきます。
まずは、ソプラノサックスの持ち方や構え方のコツをご覧ください!
ソプラノサックス持ち方や構え方は?
楽器の持ち方や構え方は、初心者にとって基本中の基本です。
やりやすいと思っていた持ち方や構え方が案外できていなかったりしますよね。
実は、持ち方と構え方にもちょっとしたコツがあります。
正しい持ち方や構え方も上達法の1つです!
それでは、正しい持ち方と構え方をマスターしてきれいな音を吹けるようにしましょう!
- 顔は真っすぐ正面を向いたまま
- 楽器を顔に近づける
- ストラップの長さをぴったりにする
まず、構え方について、必ず顔は正面を向いたままにしましょう。
次にサックスのネックを口に近づけます。
顔をネックの方に近づけるのではなく、ネックを顔に近づけるのがコツです!
顔や頭を動かさずに楽器を顔の位置までもってくることが重要ですよ。
持ち方について、ソプラノサックスを支えるストラップは一番いい音が出る角度で安定する位置に調整してみてください。
楽器を支えるのは右手に頼り過ぎずに、ストラップの長さを調整してピンと張った状態にします。
ちょっとしたコツで楽器の持ち方や構え方も見違えますね。
では、ソプラノサックスの持ち方と構え方をマスターした皆さんにもう1つの上達法であるリードのくわえ方やアンブシュアもご紹介します。
ソプラノサックスのくわえ方やアンブシュアは?
それでは早速ソプラノサックスのくわえ方とアンブシュアについて説明しますね。
ソプラノサックスのマウスピースのくわえ方やアンブシュアはアルトサックスやテナーサックスと違いがあるのでしょうか?
では、きれいな音を出せる吹き方のポイントです。
- マウスピースは浅めのくわえ方
- アンブシュアは締め気味にする
まずくわえ方について、マウスピースは浅めにくわえることがポイントです。
次にアンブシュアについて、唇の両端をギュッとして口を締め気味のアンブシュアにした吹き方にしましょう。
初心者は、浅めにくわえるくわえ方や締め気味のアンブシュアだと最初は頬の筋肉が疲れてしまいます。
慣れるまで辛抱と思って、ご紹介したくわえ方とアンブシュアの吹き方を試してみてください。
以上、ソプラノサックスの上達法をお伝えしました。
ここまでご紹介したソプラノサックスの構え方と吹き方で、ソプラノサックスを吹くのも楽しみになってきましたね。
それでは、次は楽器の形状によって音色が変わるのか説明していきます。
カーブドネックとストレートネックの違いで音は変わる?
カーブドネックのソプラノサックスとストレートネックのソプラノサックスの音色の違いはあるのでしょうか?
ストレートネックソプラノサックスは、クリアではっきりした音色
カーブドネックソプラノサックスは、柔らかい音色
ストレートネックはの音色は、はっきりして固めの音が特徴的です。
反対にカーブドネックは、柔らかい音色が特徴です。
楽器の形状で音色が異なるのも魅力ですね!
中には両方のネックのサックスを曲によって吹きわける人もいるみたいですよ。
では、最後におすすめソプラノサックスをご紹介していきますね。
初心者や経験者にお勧めなソプラノサックスは?
それでは、最後におすすめのソプラノサックスをご紹介していきます。
ソプラノサックス初心者でもきれいな音を出しやすいおすすめの楽器もありますので要チェックです。
①YAMAHA:YSS-475
②YANAGISAWA:SC-WO10
③SELMER:Jubilee SERIEⅢ
①は、YAMAHAのストレートソプラノサックスで初心者におすすめのエントリーモデルです。
初心者にも扱いやすく比較的低価格で手に入ります。
また、YAMAHAは日本の楽器メーカーなので、日本全国手に入りやすく、購入後のアフターサービスも充実している点も初心者におすすめのポイントです。
②は、YANAGISAWAのカーブドソプラノサックスです。
YANAGISAWAは日本のサックスメーカーとして有名な楽器メーカーですよね。
なんと日本で初めてカーブドソプラノサックスを作ったメーカーなんです!
カーブドソプラノサックスを吹きたいという方にはYANAGISAWAのソプラノサックスをおすすめします。
③は、経験者におすすめのソプラノサックスです。
セルマーはサックス経験者ならご存じの方も多いはず!
サックス奏者みなさん憧れのサックスブランドではないでしょうか。
ご紹介したモデルは、セルマーの頂点と称されるこのソプラノサックスです。
なんと人間工学に基づいて、操作性に優れた楽器となっています。
以上、おすすめのソプラノサックスでした!
気になるソプラノサックスは見つかったでしょうか?
ソプラノサックスの購入を考えている方はぜひご紹介したソプラノサックスも検討してみてくださいね。
ここまでの話でソプラノサックスを吹きたくなったのではないですか?
だけど、独学ではソプラノサックスをうまく吹きこなす自信がないと思うかもしれません…。
そんなあなたには、サックスレッスンのプロに実際に教えてもらうのもおすすめだよ!ということをご紹介していきます^^
ソプラノサックスの吹き方はサックスのプロに相談してみる?
ここまで、ソプラノサックスの初心者でもきれいな音を出す吹き方のコツや上達法をご紹介してきました。
これまでの紹介で、ソプラノサックス吹き方のポイントはわかったと思います。
だけど、いざ実際に同じようにやってみようと思っても、なかなか思うような演奏ができないかもしれません…
そこで!ソプラノサックス吹き方はサックスレッスンのプロに相談してみるということもありなのではないでしょうか^^
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まとめ
今回は、サックスの中で一番高い音域を出すことができるソプラノサックスについて注目しました!
ソプラノサックスは、繊細なコントロールが求められるため、音程や息のコントロールなど初心者には少しハードルが高いんでしたね。
初心者でもソプラノサックスできれいな音を出すためには、マウスピースを浅めにくわえて、アンブシュアを締め気味にすれば、ばっちりです。
サックスの中でも難しいと言われるソプラノサックスですが、とっても魅力的な楽器だと再認識しました!
ソプラノサックスが気になっている方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
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