「吹奏楽の楽器って難しい?!」
「初心者だから簡単な楽器がいいな…」
吹奏楽で楽器を始めたい方にとって、楽器の難易度は気になるところ。
今回は、そんな方に向けて吹奏楽の楽器難易度ランキングをご紹介!
音のコントロールのしやすさ・曲中でのスキルを軸にランキング付けしていきます。
難しい楽器・簡単な楽器ランキングTOP3も紹介するので楽器選びの参考にしてくださいね^^
また、性格によって楽器の向き・不向きもあるとかないとか?!
これから吹奏楽で楽器にチャレンジしたい方は必見ですよ!
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吹奏楽の楽器別難易度は?!
吹奏楽は、木管楽器・金管楽器・パーカッションから構成されています。
息を吹き込んで音を出す木管楽器・金管楽器、叩いて音を出すパーカッション。
基本奏法が異なりますので、吹奏楽を3つのグループに分けてランキング付けしていきます!
吹奏楽の楽器難易度ランキング~木管編~
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
オーボエは、リードを2枚重ねたダブルリードを使って音を出します。
このダブルリードは、構造が繊細かつ非常にデリケート。
そのデリケートさは吹奏楽の中でもトップクラス!
そのためオーボエは…
- 息のコントロールが難しく音程を安定させにくい
- リードの水分量や気温・気圧の影響で音程や音色が変わりやすい
このような難しいポイントが挙げられます。
「昨日は調子良かったのに、今日は音程が安定しない…」というのはオーボエ奏者あるあるです^^;
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
オーボエ同様にダブルリードを使用するファゴットは指遣いが超難関!
29個ものキーを駆使して音を奏でます^^;その数は吹奏楽随一。
”キーを半分だけ押す””押しても押さなくてもよい”など一筋縄ではいかない指遣いは、奏者を悩ませます。
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
真っ直ぐな形ゆえ、息がそのまま外に出てしまうフルート。
ブレスコントロールが難しいため、吹奏楽で肺活量が1番必要な楽器とも言われています。
加えて細かいフレーズも多く担当するため、指も息も大忙しな楽器です。
ここまで木管楽器における難易度ランキングをご紹介してきました!
「吹奏楽って難しい…」なんて思えてきましたね…^^;
一方、金管楽器にはどんな難しい楽器があるのでしょうか?
では早速、金管楽器の難易度ランキングを見ていきましょう!
吹奏楽の楽器難易度ランキング~金管編~
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
小さいマウスピースと3つしかないレバーで、メロディーから伴奏までこなすホルン。
そのためホルンは…
- 息が入りにくい上に管も長いため、音程のコントロールが難しい
- レバーに加え、ベルに入れた手の位置で音程や音色の調整もする
このような難しいポイントが挙げられます。
その難しさはギネスブックに世界一難しい金管楽器として掲載されているほど!
ギネスと聞くと少し尻込みしてしまいますね^^;
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
トロンボーンはスライドと呼ばれる管を移動させることで音程を調整します。
そのため、スライドの位置が少しでもズレると音程も同じくズレます^^;
また、スライドを前後に動かして使うため、スラーでの表現方法も難しいです。
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
音を出すことは比較的簡単なトランペット。
華々しい音色から吹奏楽の王様とも呼ばれています。
しかし、マウスピースは金管楽器の中でも小さく、唇がバテやすいです。
1曲を吹き切る・ソロが成功するかどうかは、唇のスタミナが鍵を握っています。
ここまで木管・金管楽器における難易度ランキングを紹介してきました。
最後にパーカッションの難易度ランキングをチェックしていきましょう!
管楽器とは、一味違う難しさがあるようですよ^^
吹奏楽の楽器難易度ランキング~パーカッション編~
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
スネアドラムは細かいリズムを刻む、ドラムロールなどのスキルが必要な楽器です。
また、曲中のテンポをリードするため責任重大^^;
吹奏楽部では経験値のある高学年の生徒が担当することが多い楽器です。
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
メロディー・伴奏と役割が多い、シロフォンやビブラフォン等の鍵盤楽器。
マレットを4本使って演奏することもあり、吹奏楽で1番の忙しさとも言えます。
さらに、ビブラフォンでは音を響かせるためにペダル操作をする必要も!
- 総合難易度:
- 音のコントロール:
- 曲中スキル:
吹奏楽曲の盛り上げに効果的なティンパニー。
曲に表情を付ける上で、高度なスキルが求められます。
また、曲中の短い時間で音程をチューニングし直したりとハラハラする場面も。
緊張感を乗り越える心臓が必須ですね^^;
ここまで木管・金管楽器・パーカッションの難易度ランキングを紹介してきました!
次に吹奏楽全体での難易度TOP3をみていきましょう!
果たして、吹奏楽の難易度ランキング1位の称号はどの楽器に?!
吹奏楽で難しい楽器の難易度TOP3!
吹奏楽で難しい楽器、栄えある第1位はホルン!!
やはり、音程や音色のコントロールが難しい点が1番の理由。
カタツムリのような可愛らしい見た目とは違い、とても難しい^^;
続くオーボエ・ファゴットもダブルリードという点で、ホルン同様に吹奏楽の中では音のコントロールが難しいです。
吹奏楽において、音程と音色を周囲と調和させることは必須事項。
美しいハーモニーを奏でるため、音程と音色作りをとことん突き詰める必要があります。
吹奏楽で難易度の高い楽器TOP3は納得のいく結果でしたね!
どの楽器も音程と音色のコントロールが難しいということがわかりました。
果たして吹奏楽に簡単な楽器はあるのでしょうか…^^;
続いては、吹奏楽で簡単な楽器を見ていきましょう!
吹奏楽で簡単な楽器の難易度TOP3!
”叩けば音が出る”パーカッション。
そういった意味では、吹奏楽の中で取り組みやすい楽器ですね^^
しかし、音を出すのは簡単でも音色を作り上げる難しさは他の楽器と同様。
決して、ただの簡単な楽器ではないことをお忘れなく!!
第2位のサックスは、1840年代に生まれた吹奏楽の中では比較的新しい楽器。
そのため、既に作られている多くの管楽器の技術を活かして吹きやすく作られています。
指遣いがリコーダーと同じという所も、吹奏楽の中で簡単と感じるポイントですね^^
第3位のユーフォニアムは、唇への負担が比較的少ないのがポイントです。
というのも、マウスピースの大きさが約2.4cm程で金管楽器の中では最も唇にフィットするサイズ。
また、トロンボーンと異なりユーフォニアムはピストンで音程調整が可能!
このような点で、吹奏楽の中では比較的簡単と言えます^^
ここまで吹奏楽における難しい・簡単な楽器について紹介してきました。
しかし、吹奏楽の楽器には技術の難易度だけでなく性格による向き・不向きがあるとも…。
では、次に楽器と性格の相性について見ていきましょう!
難しい楽器・簡単な楽器は性格による向き不向きで変化する?
「吹きたい楽器は簡単じゃないから諦めよう…」なんて思ってるそこのあなた!
楽器の難易度だけで諦めるにはまだ早い!
吹奏楽で使用される楽器は、曲中で役割が与えられています。
その役割に合った性格であれば、まだチャンスは残っていますよ^^
- The目立ちたがり屋!→ソロがバリバリ吹けるサックス!!
- プレッシャーに強い!→吹奏楽の王様トランペット!
- みんな仲良く♪協調性がある!→大所帯のクラリネット!
- とことん突き詰める職人気質!→難易度が高いホルン!
- 平和主義で大らか!→縁の下の力持ち!チューバ!
ご自身の性格に合う楽器は見つかりましたか?
一言で”楽器”と言っても、相性の組み合わせは十人十色^^
難易度だけにこだわらず、楽器と性格の向き・不向きを見極めてハートで演奏しましょう♪
そして吹奏楽で演奏する楽器が決まったら、楽器の難易度にこだわらず「誰にも負けない!」という気持ちで練習に打ち込むといいですね♪
そうすると、その楽器を演奏することが楽しくなっていき「もっと上手になりたい!!」と思うのが管楽器の魅力でもあります^^*
もしも、あなたが管楽器の演奏スキルを上げていきたいと思ったときは個人レッスンを受けてみるのがおすすめです!
個人で楽器の演奏レベルを上げるためには、吹奏楽部の先輩や顧問の先生から教えてもらうには限界があります ><;
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まとめ
いかがでしたか?
今回は吹奏楽の楽器を難易度別にランキングでご紹介しました。
難易度が高い楽器は、音程や音色のコントロールが難しいというのがポイントでしたね。
ただし、簡単な楽器でも音色を作ることは難しい楽器と同様なのでご注意を!
また、曲中での役割や演奏をする上での大変さは楽器それぞれです。
もしかしたら、この楽器が「難しい」「簡単」ということはないのかもしれませんね^^
吹奏楽で新たな楽器に挑戦する時、「簡単な楽器が良いな…」と弱気になりがち。
しかし、1番大切にして欲しいのは「この楽器が吹きたい!」という直感です。
吹奏楽で難しいと言われる楽器でもコツコツ練習をすれば、必ず吹けるようになります。
上手く吹けない時の悲しさや悔しさ…それを乗り越える原動力は楽器愛です^^
自分の直感を信じて、吹きたい楽器に挑戦していきましょう!