フルートを長く使っていると、だんだん黒ずみが気になってきませんか?
黒ずみが気になってきたけれど、フルートって水洗いできるの?
黒ずみの落とし方ってどうすればいいの?
などなど、フルートを使っているうちに付いた黒ずみの落とし方を知りたいと思っている方必見です!
お手入れについての知識もなく水洗いしたところ、フルートが壊れたなんてことも!?
きちんとしたお手入れ方法を知って、いい音の出る状態を保ち、素敵なフルート生活を楽しみましょう!
フルートの水洗いについてや、黒ずみの落とし方について、これからご説明していきますね!
フルートの頭部管や本体は水洗いできる?
フルートの黒ずみが気になったら、みなさんはどのように落としますか?
ごしごしこする、黒ずみを削る、水洗いする、などが思いつく落とし方でしょうか。
ここでは、フルートの黒ずみの落とし方を見ていきましょう!
フルートは水洗いしてはいけない!
フルートって見た目がトランペットやトロンボーンのような金管楽器と似ているので、黒ずみの落とし方って水洗いすればいいのではと思っていませんか?
答えはNO!!
絶対に水洗いしてはいけません!!
なぜなら、ご存じのとおりフルートは木管楽器だからです。
答えはNO!
見た目は金管楽器と似ているのですが、内部にコルクが入っています。
フルートを分解すると、頭部管・胴部菅・足部菅の3つのパーツに分かれます。
そのうち、頭部管の奥にコルクが入っています。
頭部管にあるこのコルクはフルートの音色にとって欠かせないもの。
フルートを水洗いしてしまうと、このコルクが濡れてしまい、フルートのあの美しい音色が失われてしまいます。
ですので、黒ずみが気になったからといって絶対にフルートを水洗いしてはいけません!
では、黒ずみの落とし方として水洗いがだめならアルコールでのお手入れはどうでしょうか?
次は、アルコールを使ったお手入れ方法をご案内します♪
フルートのお手入れにはアルコールが効果的?
フルートの黒ずみが気になっても水洗いができない。
そんな黒ずみの落とし方として有効なのがアルコールです。
アルコールが有効
最近は、除菌・消毒という観点からもアルコールを使ったお手入れをしている方も多いようです。
ただ、アルコールを使用する場合には、注意が必要です。
フルートの金属の材質の違いによっては使用できない場合もあります。
不安な場合は、自己判断せず、購入された楽器店やメーカーに問い合わせてみてから使用するのが安全です。
除菌・消毒もできるアルコールはとても有効なので、きちんと使えることを確認してから使用してくださいね!
それでは、アルコールを使ったお手入れが水洗いの代用となることがわかったところで、黒ずみの落とし方を具体的に見てみましょう!
フルートの黒ずみの落とし方・ピカピカにする方法!
フルートの黒ずみの落とし方として、アルコールを使った方法をお教えします。
消毒用エタノールと精製水を用意し、それを 1:1 で混ぜ合わせ、スプレーボトルに入れてクロスに吹きかけて使う。
とても簡単ですね!
菅の中の掃除をする時に使用するガーゼに吹きかけてお手入れしてもOK。
除菌もできてきれいになるなんて、一石二鳥ですね!
さらに、もっと簡単にアルコールを使ったお手入れをしている方を発見しました。
アルコールウェットティッシュを使った方法です。
最近では、普段から持ち歩いている方も多いアルコールウェットティッシュ。
フルートの外側も菅の内側も、このアルコールウェットティッシュでふいた後、台所用のキッチンペーパーを使ってふいて終わりです。
そのままだとビショビショって場合は、軽く絞ってから使えば大丈夫。
思ったよりも簡単な方法でフルートをきれいに保てますね。
水洗いをしなくてもすっきりきれいになります。
ゴシゴシこする必要は全くなく、軽くふくだけで大丈夫ですよ!
ただ、アルコールの使用については、先ほどもお伝えしたように材質によって使えない場合もあるのでお気を付けください。
水洗いではない方法で黒ずみの落とし方がわかりましたが、まずは普段から黒ずみにならないようにお手入れをすることが大事!
次では、普段のお手入れ方法を再確認しましょう。
フルートをきれいにする方法・お手入れセットの使い方!
普段からフルートをきれいに保っていれば、黒ずみの落とし方に悩む必要もなくなります。
もちろん水洗いしようなんて考えることもないです^^
ここでは、黒ずみの落とし方に悩まないように、普段のお手入れ方法を再確認していきましょう。
まずは、フルートのお手入れに必要なものを確認しましょう。
フルートのお手入れに必要な用品は?
フルートのお手入れに必要なのはこちら。
掃除棒
菅の中を掃除するのに使います。
基本的なフルートセット中に入っていることが多いですが、なくしてしまった、もしくは折ってしまった場合には、フルートの長さよりも少し長いくらいの棒で代用しましょう。
太さは細目。
この棒にガーゼを巻き付けて使用します。
ガーゼ
掃除棒に巻き付けて、管の中を掃除します。
水分を吸い取りやすいものならOK。
黒ずみの落とし方でも、このガーゼにアルコールを吹きかけて使用してましたね!
ガーゼは水洗いをして清潔に保ちましょう
クロス
フルート全体をふくのに使用します。
マイクロファイバーのようなものでもいいですし、眼鏡ふきのようなつるっとした素材のものでも大丈夫です。
アルコールを吹きかけての使用も効果的です。
皮脂がつくので、定期的に中性洗剤を使って手洗いしましょう。
クリーニングペーパー
タンポの水分を取るのに使用します。
楽器店で売っているのもでもいいですが、100均にある油取り紙でも代用できますよ。
道具を確認したところで、具体的な使用方法は次で確認していきましょう。
フルートのお手入れ方法
フルートのお手入れ方法はこちら。
巻き付け方に少しコツがいります。
フルート用の掃除棒にはガーゼをひっかける穴が開いているので、そこにガーゼの端をひっかけてから、棒にガーゼを巻いていきます。
管の中を掃除している途中でガーゼが取れて棒だけになってしまうのは、あるあるですね!
使用後のガーゼは水洗いして清潔にしてください。
クリーニングペーパーをタンポと穴の間に挟み、キーを押します。
水分がなくなるまで、続けましょう。
タンポの水分をとることはとても大事です。
水分がついたままだとカビが生えてしまったりして、音色も悪くなります。
そうならないためにクリーニングペーパーを使って必ずタンポの水分を取りましょう。
クロスでフルートを包み込むようにして全体をふきます。
細かいパーツがたくさんあるので大変ですが、丁寧に、強くこすらずにふきましょう。
黒ずみの落とし方でも書きましたが、アルコールをふきかけてふくのも効果的ですよ!
使用後にこのお手入れを続けることによって、黒ずみなどの汚れがつきにくくなります。
ぜひ、日々のお手入れを続けてくださいね!
そして最後にフルートがうまくなる方法をご紹介しておきますので、ここまで読み進めるほどにフルートを大事にしている方は必見ですよ!!
フルートがうまくなる方法!
今回はフルートのメンテナンスについての内容でしたが、最後まで読んでくれたあなたはもしかして現役のフルート奏者ですか?
フルートって気軽に始められる楽器ですが、突き詰めていくととても奥が深い楽器だと思います^^
そして、理想の音色を奏でるような演奏をしたいと思っても、思い通りに吹くことができないと悔しいですよね?
自分で練習してもうまくできないときって誰でもあると思います。
だけど、フルートが思うように吹けない時は誰かに自分の奏法を確認してもらい、出来ていないところを教えてもらうとメキメキと上達すると思いますよ♪
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まとめ
長年フルートを使っていると、気になってくる黒ずみ。
その黒ずみの落とし方として有効なのがアルコールです。
決して水洗いしてはだめですよ!
黒ずみが長年使った証拠で味が出てくるという見方もあります。
ですが、やっぱりきれいなフルートで演奏したいですよね!
普段のお手入れを欠かさず、黒ずみがつきにくくしましょう。
そして、黒ずみが気になってきたら、水洗いではなくアルコールでの落とし方を実践!
きれいなフルートでこれからも素敵な演奏を!
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