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クラリネット

クラリネットビブラートのかけ方や練習のやり方は?クラシックではなぜかけないの?

クラリネットビブラートのかけ方や練習のやり方は?クラシックではなぜかけないの?

あなたはクラリネットでビブラートをかけたことありますか?

私はかけたことありませんし、かけ方や練習のやり方もわかりません…

 

あと、クラシックではクラリネットはビブラートをかけるなと注意されることもあるとか…。

なぜでしょうか?

 

今回は、クラリネットビブラートのかけ方、練習のやり方、それからなぜクラシックでクラリネットはかけてはいけないかなどを調べてみました。

 

調べてみるとクラリネットのビブラートのかけ方にはいくつか方法があり、クラシックでなぜビブラートをかけないのか意外な理由がわかりましたよ^^

クラリネットビブラートのかけ方はどんなやり方があるの?

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ビブラートとは、音を伸ばすときに一定の音程を保ちながら、音を上下に揺らす奏法のことです。

聞いているだけで難しい奏法な感じがしますね…

ビブラート かけ方」と検索すると次のかけ方がヒットしました。

ビブラートのかけ方

  • 口でかける
  • のどでかける
  • お腹でかける
  • 指でかける
  • 楽器でかける

 

いろんなかけ方がありますね!

実際にどんな風にかけるのか、また練習方法のやり方について詳しく調べてみました。

クラリネットビブラートのかけ方と練習方法・口でかける

それでは、まず”口でかける”かけ方の説明です。

・顎を使う

このかけ方は主にサックスで使われるかけ方です。

クラリネットもこのかけ方を使います。

上の歯はマウスピースにしっかり固定して、顎を「あうあうあう」って発音しながら動かすと口が締まったり緩んだりして音程に揺れが生じる仕組みです。

 

練習のやり方はメトロノームを使って(ゆっくりのテンポから)、「あうあう」を拍にはめます。

1拍につき4分音符なら「あ」、8分音符なら「あう」、16分音符なら「あうあう」…

「あうあう」言いながらロングトーンをして、速いテンポで「あうあう」が拍にはまるようになったら完成です。

 

この練習のやり方の時は、アンブシュアが崩れないように気を付けなだら練習するといいですね。

では次に、のどでかけるやり方を見ていきましょう!

 




クラリネットビブラートのかけ方と練習方法・のどでかける

次に”のどでかける”かけ方・やり方の説明です。

・吹きながら笑うイメージ

カラオケとかで歌っている時にかかっているかけ方です。

クラリネットでもできそうなかけ方な気がします。

ちりめんビブラートという美味しそうな名前がついています(笑)

 

練習のやり方は、「あ↑あ↓あ↑あ↓」と声に出しながら、最初はゆっくり、だんだん早く音程・音の強弱の上げ下げをつけることです。

クラリネットビブラートのかけ方と練習方法・お腹でかける

次に”お腹でかける”かけ方・やり方の説明です。

・横隔膜を揺らす

ビブラートと言えば、「お腹」でかけると言われるぐらい有名なかけ方と思います。

クラリネットでビブラートをかけるなら、マスターしておきたいかけ方の一つではないでしょうか?

 

コツは、腹筋を使って息を細かく押し出すことです。

でも、いきなり横隔膜を揺らせって言われてもなかなかイメージしづらいですよね…

 

このビブラートの練習のやり方は、横隔膜を揺らすという感覚をつかむことです。

流れとしては…

  1. お腹を膨らましたり引っ込ませたりしながら呼吸をする
  2. 上記の動きをしたときにみぞおちが膨らんだりへこんだりすることを確認する
  3. 徐々にお腹の動きを小さくして体内だけが動いている感覚をつかむ

 

以上が横隔膜を揺らす感覚をつかむ練習です。

習得に時間がかかりますが、一番きれいにビブラートがかけれるやり方なので、是非チャレンジしてみてください。

 

では次に、指でかけるビブラートのやり方をみていきます!




クラリネットビブラートのかけ方と練習方法・指でかける

次に”指でかける”かけ方・やり方の説明です。

・楽器を手で細かく動かす

トランペットのような小型の金管楽器で見られるかけ方です。

 

やり方は、キーを指にかけたまま前後に揺らしてビブラートをかけます。

楽器を細かく動かすので、アンブシュアがずれないよう気をつけましょう。

 

でも、クラリネットでかけるビブラートには、向いていないような気がしますね…

クラリネットビブラートのかけ方と練習方法・楽器でかける

最後に”楽器でかける”かけ方・やり方の説明です。

さきほどの指でかけるやり方を似ているかもしれませんが…

・楽器を小刻みに動かす

このかけ方をしている楽器はトロンボーンです。

 

やり方は、スライドを小刻みにゆらすことです。

紹介した中で、一番簡単に出すことのできるかけ方になります。

 

クラリネットにはもちろん、スライドはついてないので向いてないかけ方と思います…

 

もし、クラリネットでビブラートをかけるなら、口かお腹を使ったかけ方を練習することをおススメします!

 

ところで、クラリネットビブラートについて検索しているとクラリネットはビブラートするなって注意してくる記事をちょくちょく見かけました。

何故でしょうか?




クラリネットはクラシックでビブラートをかけないのはなぜ?

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ネットで「クラリネット ビブラート かけ方」と検索すると、クラリネットはビブラートをかける楽器ではないという意見をよく見かけました。

 

そこで、クラリネットはビブラートをかけない理由について調べてみたところ、次のことがわかりました。

クラリネットがビブラートをかけない理由

  • クラリネットはビブラートに頼らなくても音程が安定しているから
  • 今のクラシッククラリネットの風潮がノンビブラートだから

 

簡単に説明するとまず音程ですが、フルートやオーボエ、ファゴットのようなオーケストラで使われる木管楽器は音程が安定しにくいので、ビブラートで音程を調整する必要がありました。

 

しかし、クラリネットは上記の楽器と比べると音程が安定しているため、他の楽器と音程が合わせやすいのです。

クラリネットでまっすぐ音を出しているだけで音程が合わせやすいのなら、わざわざ音程を揺らす必要はありません。

 

次に風潮ですが、昔はクラリネットもクラシックでビブラートを吹いていた時代がありました。(ビブラートをかけないオーボエやフルートの時代もあったそうです)

 

今は、クラリネットはクラシックでビブラートを吹かないのが流行りなので、時代が変わればまたクラシックでビブラートをかけるクラリネットが見られるかもしれません。

なんだかファッションみたいで面白いですね。

 

でもクラシックでクラリネットがビブラートをかけるのが主流じゃないとしても、クラリネットでビブラートをかける技術はあります。

クラリネットソロでビブラートをかけても良いのでしょうか?




クラリネットをソロで吹く時はビブラートをかける?かけない?

クラリネットをソロで吹く時は、ビブラートをかけるのか?かけないのか?

 

プロのクラリネット奏者でも意見が割れているそうです。

 

でも、クラリネットビブラートをかけてはいけないという決まりはないので、もしクラリネットでソロを吹くならば、ビブラートは…

曲や周りに合わせて使い分ける

以上のことが大切だと考えます。

 

クラリネットで音程を揺らすことで他の楽器との調和が崩れてしまったら格好悪いですし、逆に自分一人で吹くソロならば、好きにビブラートをかけても問題ないと思います。

 

ただ、ビブラートを使いすぎると品がないという意見も聞くので、クラリネットソロの時では、ビブラートを連発するのではなく、「ここぞ」というポイントでできるといいかもしれませんね。

 

では、クラリネットがビブラートをかける時はどんな時でしょうか?




クラリネットのビブラートをかける時ってどんな時?

クラリネットがビブラートをかける時はどんな時でしょうか?

 

クラリネットがクラシックでかけないのであれば…

ジャズやポップスでかける

こんなクラリネット動画を載せてみました!


ジャズのクラリネットで一番有名であろう「ムーンライト・セレナーデ」です。

 

このクラリネットソロ、ビブラートがかかってて、お洒落ですよね~

こんな風にクラリネットでビブラートが使えるようになれたらいいなと思います。

 

ここまでの話でクラリネットビブラートのかけ方や練習のやり方はなんとなくわかったけど、やっぱり自分でビブラートをマスターする自信がないと思うかもしれません。

そんなあなたには、クラリネットレッスンのプロに実際に教えてもらうのもおすすめだよ!ということをご紹介していきます♪




クラリネットビブラートはクラリネットレッスンのプロに相談してみる?

ここまで、クラリネットのビブラートのかけ方や練習のやり方をご紹介してきました。

 

これまでの紹介で、クラリネットでビブラートをかけるやり方のポイントはわかったと思います。

だけど、いざ実際に同じようにやってみようと思っても、なかなか思うようなビブラートをかけることが出来ないかもしれません…

 

そこで!クラリネットのビブラートのやり方はクラリネッレッスンのプロに相談してみるということもありなのではないでしょうか^^

 

クラリネットを教えてくれる音楽教室などは全国にはたくさんありますし、今はネットでのオンライン教室も当たり前の時代になりました!

 

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まとめ

いかがでしたか?

クラリネットビブラートのかけ方や練習のやり方の参考になったでしょうか?

 

かけ方にあんなに種類があると思わなかったし、練習のやり方もいろいろあって、ビブラートって幅広い奏法だなと思いました。

特にクラリネットはクラシックではノンビブラート推奨だけど、ジャズではガンガン使っているし、ジャンルで使い分けるなんてなかなかないですよね。

 

習得するには難しい奏法ですが、できるようになると音楽表現の幅が広がってクラリネットで演奏するのが楽しくなると思います!

是非チャレンジしてみてくださいね。

 

それでもうまくクラリネットのビブラートをかけることができなければ、こちらのサイトでクラリネットの教室を探してみてくださいね♪

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