フルートとクラリネットは同じ木管楽器に所属しています。
吹奏楽で言えば、団体によっては前列をフルートとクラリネットのどっちにするか異なりますよね?
では、フルートとクラリネットはどんな違いがあるのでしょうか?
難易度?どっちが簡単でどっちが難しいのでしょうか。
今回は、フルートとクラリネットの様々な違いはもちろん、どっちのほうが簡単か難しいかなどの難易度についてもまとめます!
さらに、初心者に向いているのはフルートとクラリネットのどっちでしょうか?
まず最初はフルートとクラリネットの様々な違いについてです!
フルートとクラリネットの違いはどんなところ?
では、最初にフルートとクラリネットの違いについて様々な視点から見ていこうと思います!
同じ木管楽器ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
フルートとクラリネット音色の違いは?
まず初めにフルートとクラリネットの音色の違いについてです。
これは、フルートとクラリネットが作られる際に使われている原材料が異なるため音色にも大きく影響を受けます。
まずは、原材料についてまとめてみました!
白銅、銀、金、木材等
- 本体→グラナディラ
- キイ→銅とニッケルを混ぜたもの
そして次に、原材料も含めて本題である音色の違いについてもまとめました!
フルートは主に金属で作られているため少し金属の音がします。しかし、他の楽器と異なり頭部管に直接息を吹き込むため息の暖かい音色が特徴です。
クラリネットは主にグラナディラと言われる水に沈んでいる木を用いています。木の暖かな音色が特徴的です。
ここまでフルートとクラリネットの音色の違いについて見てもらいました。
では、次はフルートとクラリネットの音域の違いについてです。
フルートとクラリネット音域の違いは?
ここからは、フルートとクラリネットの音域の違いについてまとめてみました!
フルートの種類により若干異なりますが、約3オクターブです。
クラリネットの種類により異なりますが、よく使われるB♭管は約4オクターブ弱です。
いかがでしたか?
フルートとクラリネットでは約1オクターブも差があるのです!
ここまでフルートやクラリネットの音色や音域をまとめましたが、次はフルートとクラリネットの運指の違いをにていきましょう!
フルートとクラリネット運指の違いを比較!
ここからは、フルートとクラリネットの運指の違いを比較してみました!
キーは大小合わせて16個あり、9本の指で開閉します。フルートは息の流れでオクターブ上げたり下げたりすることが可能なため運指はあまりありません。
キーは16個あります。クラリネットは息の流れでオクターブ変えることが難しいため、オクターブの上下の音でも運指が違います。また、替指も沢山あります。
フルートとクラリネットの運指の違いを解説しました!
ではここから比較して見ましょう。
- キーの数はフルートもクラリネットも同じく16個
- フルートは息の流れでオクターブ上げたり下げたりできる。
- クラリネットは息の流れで変えれないためオクターブ変わったら運指も変わる。
- フルートはあまり替指がない。
- クラリネットは替指が沢山ある。
このことから、フルートよりもクラリネットの方が運指が多いことがわかりますね!
では、次はフルートとクラリネットの肺活量の違いです。
フルートとクラリネットどっちの方が肺活量が必要なのでしょうか?
フルートとクラリネット肺活量が必要なのはどっち?
フルートとクラリネットではどっちの方が肺活量が必要なのでしょうか?
これは、単刀直入に言いますと、答えはフルートです。
では、なぜクラリネットよりもフルートの方が肺活量ぎ必要なのでしょうか?
理由をまとめてみました!
フルートは頭部管に穴が開いておりそこに息を入れます。マウスピースがないため唇の横から息が漏れてしまい、沢山の肺活量を必要とします。
クラリネットはマウスピースにリードと呼ばれる木の板を入れると隙間ができ、その隙間に息を入れます。隙間は狭いためあまり肺活量は必要しません。
このように、フルートとクラリネットの肺活量の違いでは圧倒的にフルートの方が肺活量がいることがわかりますね!
ちなみに、フルートの肺活量はチューバ並みに必要だと言われていますよ。
>>吹奏楽で一番肺活量のいる楽器は?木管と金管の肺活量ランキング1位の楽器はどの楽器?
では、次はフルートとクラリネット、どっちの方が値段が高いでしょうか?
まとめてみました!
フルートとクラリネット値段の違いは?
ここかるは、フルートとクラリネットの値段の違いについてまとめてみました!
今回は値段の違いがわかるように同じ楽器メーカー(ヤマハ)で比較して見ました!
安いもので9万円〜購入可能です。同じスタンダードタイプだと高いもので20万円です。
安いもので10万円〜購入可能です。高いものでも24万円弱です。
同じヤマハで比較してみるとフルートとクラリネット、どっちも値段の違いにあまり大差がないことが分かりますね!
もっと高い100万円を超えると大差は生まれるかもしれませんね。
ここまではフルートとクラリネットの様々な視点から違いについてまとめましたが、次はフルートとクラリネットの同じところをまとめました!
フルートとクラリネットの同じところはある?
ここからは、先程と打って変わってフルートとクラリネットの同じところをまとめて見ました!
- 同じ木管楽器
- キーがある
- キーの数は16個
- 高音楽器に所属
- 吹奏楽やオーケストラでは主にメロディを担当
このように、フルートとクラリネットは全然違う楽器に見えて実は同じところがあるのです!
冒頭でも書いたように、フルートとクラリネットは同じ高音楽器のためどちらが前列に座るか指導者により異なります。
また、フルートもクラリネットも音色の種類は違います。
しかし、お互い暖かみのある音色が特徴的なので、融合すると素敵なハーモニーが響きますよね!
では、ここまではフルートとクラリネットの違いはもちろん、同じところをまとめてみました。
次は少し変わってフルートとクラリネットの難易度についてです。
簡単なのは、難易度が高く難しいのはどちらなのでしょうか?
フルートとクラリネットの難易度・難しいのはどっち?
ここからはフルートとクラリネットの難易度についてまとめてみました!
フルートは頭部管に息を直接吹き込むためうまく唇の形が作れないと、横から息漏れがしてしまい音が出ません。また、息の流れで同じ運指でオクターブ変えることが可能なため息のコントロールも必要になります。
クラリネットは隙間に息を入れ唇を巻きます。音は簡単に出ますが、息をコントロールしないとリードミスと呼ばれる音が出てしまいます。同じ運指でオクターブ変えれないため、沢山の運指を覚える必要があります。
このように、フルートとクラリネットはお互い違う点で難易度の高い難しい楽器になります。
息を入れて音を出すだけを考えたらクラリネットの方が割と簡単に音が出てフルートの方が難易度が高く難しいと思います。
また、フルートは息漏れをしてしまうため唇の形を作ることは簡単ではなく極めて重要であり難易度が高く難しいです。
しかし、クラリネットも唇を巻くため音は簡単に出ても慣れない間は難易度が高いかと思います。
運指に関してはフルートは、運指が少ないため覚えることは簡単かと思いますが、クラリネットは沢山あるため覚えるのが難しいです。
しかし、フルートの運指を覚えることが簡単でも息のコントロールが必要になるため難易度は簡単でもあり難しい楽器です。
ここまで、フルートとクラリネットの難易度の違いをまとめてみした。
結論を言うと、どっちも難易度は簡単なところもありながら難しいところもあるということですね!
では、次はフルートとクラリネット、どっちが初心者向きなのかまとめてみました!
果たして、初心者のレベルで簡単、難しいのはどっちなのでしょうか!
フルートとクラリネットの難易度・初心者にも簡単なのはどっち?
ここまで、フルートとクラリネットのどちらが簡単なのか、難しいのか難易度をまとめてみました!
フルートとクラリネット、どっちが初心者向きなのでしょうか?
私がオススメするのはクラリネットです!
では、なぜクラリネットが初心者に向いていて比較的簡単なのでしょうか?
理由をまとめてみました。
クラリネットは運指が多いが、楽器初心者でも簡単に音が出ます。理由は隙間に息を入れれば音が鳴ります。最初は中々音が出なくても練習すれば音が出ますよ!縦に構えるためリコーダー感覚で構えられます!
では、次にフルートが初心者に向かない理由をまとめてみました。
フルートは先程も書いたように、唇の形をしっかり作らないと息漏らして音が出ません。また、横に構えるため楽器を構えることで手一杯だと思います。
ここでは初心者に向いているのはフルートとクラリネットのどっちなのかをまとめてみました!
私個人的にはクラリネットをお勧めします。
しかし、クラリネットが簡単なわけではありません。
練習すればどっちもうまくなれるチャンスは沢山ありますよ!
どっちが簡単か難しいのか難易度に縛られず自分のやりたい楽器に挑戦してみてください。
フルートとクラリネットの違いまとめ
今回は、フルートとクラリネットの難易度などのどっちが難しくて簡単なのか、様々な視点からまとめてみました!
フルートとクラリネットの音色や値段など様々な違いをわかっていただけたでしょうか?
フルートとクラリネットどっちを始めようか悩んでいる方はいますか?
私はクラリネットの方が簡単でフルートの方が難しいと思うのでクラリネットをおすすめします。
だけど、フルートとクラリネットの簡単か難しいかの難易度に縛られず自分のやりたい楽器に挑戦してみてください!
クラリネットもフルートもそれぞれに難しさは違いますので、あなたがやってみたいと思う方にチャレンジしてみるといいと思います!
そして最後にフルートやクラリネットが上手くなる方法をご紹介しておきますので、これから始める人も現在フルートやクラリネットの奏法にお悩み中の方はご覧ください!
フルートやクラリネットが上手くなる方法!
今回はフルートとクラリネットの違いについてという内容でしたが、最後まで読んでくれたあなたはもしかして現役の吹奏楽部員ですか?
それとも、これから楽器を始めようとしているところですか?
フルートやクラリネットの管楽器って、ある程度演奏できるようになったら本当に楽しいですよね♪
そして、どちらの楽器も突き詰めていくと奥が深い楽器だと思います^^
でも、自分の楽器で理想の音色を奏でるような演奏をしたいと思っても、思い通りに演奏することができないと悔しかったりしませんか?
自分で練習してもうまくできない時って誰でもあると思います。
そんな時吹奏楽部に所属していれば、部活の先輩や顧問の先生に教えてもらうことはできますが、やっぱり限界はあると思うんですよね…。
ましてやこれから一人でフルートやクラリネットに挑戦しようとしている人は、もっと早くに限界を感じてしまうことでしょう…。
そんな時、吹きたい楽器の理想の音色を奏でるには、専門の先生に教えてもらうことが一番の近道だと思います^^
だけど、あなたの近くにはフルートやクラリネットの『うまくなる方法』を教えてくれる人はいないかもしれませんね。
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