金管楽器にとって命であるアンブシュア。
最初に間違ったアンブシュアを覚えてしまうと、正しいアンブシュアに矯正することは難しいですよね…。
また、アンブシュアはタイプによって作り方や直す方法は様々です。
そこで今回はホルンアンブシュアの作り方や矯正方法、タイプ別の作り方や直す方法をまとめました。
まず初めにホルンアンブシュアの作り方や矯正方法について紹介いたします。
ホルンアンブシュアの作り方や矯正方法は?
ここでは、ホルンアンブシュアの作り方と矯正方法について紹介しますが、まず初めにホルンアンブシュアの作り方についてです。
ホルンアンブシュアの作り方
ホルンアンブシュアの作り方のポイントを5つに絞って下にまとめてみました!
- 唇に余計な力を入れない
- 唇の両端を軽くあげる
- マウスピースの3分の2を上唇に当てる
- 顔をひきつらせない
- 下顎を下に軽く引っ張る
この5つのポイントの中から、ホルンアンブシュアの作り方で大事なことを3つピックアップしていきます。
それだはひとつづつ解説していきましょう。
これは、他の金管楽器ではあまり重要視されていません。
ホルンのマウスピースは小さいため少し唇の両端をあげないと口角が下がってしまいうまくアンブシュアを作れません。
そのため、ホルンアンブシュアを作る重要なポイントです!
これは、あくまでもイメージの話ではありますがホルンアンブシュアを作る上で大切なことです。
3分の2を上唇、3分の1を下唇と言うイメージでアンブシュアを作らないとうまく振動しません。
振動しないと正しいアンブシュアとは言えないのでホルンアンブシュアを作る上で必要なことですね。
これもあくまでイメージの話ではありますが、ホルンに限らず金管楽器は自分の唇を振動させて音を出します。
その時に上唇と下唇の間に少し隙間ができます。
この隙間を作るために下顎を下に軽く引っ張るイメージを持つことが大切です。
あまり引っ張ると力が入ってしまうのであくまでイメージです!
ホルンアンブシュアの作り方のポイントがわかったと思うので、次はついてしまった癖を矯正していく方法についてお伝えしていきます♪
ホルンアンブシュアの矯正方法
では次は正しい矯正方法についてです。
矯正する時のポイントを3つに絞ってみました!
- 余計な力を抜く
- 唇の様々な所にマウスピースを当てて自分の理想の吹きやすさを探す
- 他人に見てもらう
この中から一番大事な一つだけを取り上げて矯正方法説明していきます!
先程、ホルンアンブシュアの正しい作り方をまとめましたがプロがみんな同じアンブシュアかと言われるとそうではありません。
理由としては、プロもアマチュアでも同じ歯並びや唇の厚さは異なるからです。
そのため、みんな同じアンブシュアにはならないのです。
人と違うアンブシュアだからといって矯正する必要はないのです!
変に矯正して音が出なくなったら元も子もないので矯正の前にまずは自分の吹きやすい理想のアンブシュアを探します。
そこから一つずつ正しいアンブシュアに向けて矯正にチャレンジしていくのがベストの矯正方法だと思います!
ここまでホルンアンブシュアの正しい作り方や矯正方法をまとめてきたので次はホルンアンブシュアが安定しない時やタイプ別に直すポイントをチェックしていきます!
ホルンアンブシュアが安定しない時はタイプ別に直すポイントをチェック!
ここまでホルンアンブシュアの正しい作り方や矯正方法をまとめてきたのでここからはホルンアンブシュアが安定しない時にタイプ別に直す方法をチェックしていきます!
人それぞれ、アンブシュアに対する悩みは違いますよね。
そこで、今回は3つのタイプしか紹介できませんが、タイプ別に不安定なアンブシュアを直すポイントをまとめてみました!
タイプ別に直すポイントを3つに絞ってまとめてみました。
- マウスピースと唇の位置関係が掴めていない方
⇒唇とマウスピースが離れすぎてる - アンブシュアが定まっていない方
⇒唇にマウスピースが収まっていない - アンブシュアが何個もある方
⇒音域でアンブシュアを変えようとする
では、簡単に一つずつタイプごとに直す方法を見ていきます!
唇にマウスピースを強く押し付けてはいけませんが、あまり離れすぎているとアンブシュアが不安定になってしまい音が出なくなってしまうので離し過ぎてもいけません。
直す方法としては、自分が今どれくらいマウスピースと唇が接しているか確認してみてください。
唇とホルンのマウスピースだったら圧倒的にホルンのマウスピースの方が小さいので唇全てが収まることはできません。
これはあくまでもイメージの話になります。
直す方法は先程と同じく、ホルンのマウスピースと唇がどのくらい接しているかを知る際に唇がマウスピースにどのくらい収まっているか知る必要があります。
全部収まることはできませんが、ちゃんと唇とマウスピースが接していたらあたかも収まっているように見えますよ!
低音、中音、高音でアンブシュアを変えてしまう方が結構います。
実際私も高音が出にくい日はアンブシュアを変えてしまいます。
しかし、音がしっかり出るかもしれませんが正しいアンブシュアではなく、アンブシュアを不安定にさせる原因の一つです。
直す方法は、いきなり全部の音を同じアンブシュアで吹くことは難しいと思うので少しずつ慣れさせるのか一番ですよ!
ここまでホルンアンブシュアが不安定な時の直すポイントをタイプ別に紹介しました。
タイプごとに紹介しましたが自分に近いタイプはありましたか?
直す際のポイントも記載してあるのでぜひ参考にしてみてください!
このタイプをみてアンブシュアが不安定になってしまった時の直す素材になったら嬉しいです^^
次はホルンアンブシュアの正しい位置について紹介します。
ホルンアンブシュアの正しい位置は低位置がベストなの?
ここまでホルンアンブシュアが不安定な時の直すポイントをタイプ別に紹介しました。
ここからはホルンアンブシュアの正しい位置について紹介していきます。
初めにホルンアンブシュアの正しい位置はよく「低位置」と言う話はよく耳にします。
結論から話すと、低位置でなければならないと言うわけではありません。
先程も述べたように、人それぞれ歯並びや唇の厚さが異なるので正しいアンブシュアは存在するようで存在しません。
しかし、なぜホルンアンブシュアは低位置が良いと言われているかと言いますと、ホルンの神様「デニス=ブレイン」が低位置のアンブシュアだったためです。
そのため、ホルンアンブシュアは低位置の方が良いと言われてきていました。
しかし、何度も言うようにデニス=ブレインの歯並びや唇の厚さ的にアンブシュアが低位置の方が安定するため低位置にしただけです。
ホルン奏者みんながやらなければならないことではありません。
一番は、低位置にこだわることなく自分に合ったホルンアンブシュアを見つけることです!
ここまでホルンアンブシュアの位置について紹介しました。
次はホルン初心者さん向けのアンブシュアの作り方を紹介します!
ホルン初心者さんのアンブシュアの作り方
ここまでホルンアンブシュアの位置について紹介してきたのでここからはホルン初心者さん向けのアンブシュアの作り方を紹介します。
初心者さん向けのポイントを2つに絞ってまとめました。
- アパチュアを真ん中につくる
- 口角を少しあげる
なぜこの2つに絞ったのか理由を説明します!
簡単に言うと、両方とも初心者さんでも意識しやすい内容だからです。
アパチュアとは空気が通る道のことです。
これは、すぐにできないかもしれませんが何度かアパチュアを作ってみるとイメージを持てるようになります。
そのため、初心者でもホルンアンブシュアを作る際に意識しやすいポイントになります。
また、最初にホルンアンブシュアの正しい作り方を説明した際に、唇の両端をあげると書きましたが、中々未経験で唇の両端をあげると言われても理解し難いですよね…?
しかし、この唇の両端をあげるを違ういい方に置き換えると口角を上げると言う言葉になります。
口角をあげると言う言葉は日常でも聞く言葉ですよね?
このように考えると、今回挙げたポイント2つは初心者さんでも意識しやすいです。
また、この2つのポイントを押さえたらある程度のアンブシュアを作ることができると言うことになりますね!
ここまでホルン初心者さん向けのアンブシュアの作り方をまとめてました。
ここからは、ホルン高音域向けのアンブシュアの作り方をまとめてみました。
ホルン高音域のアンブシュアの作り方
ここまでホルン初心者さん向けのアンブシュアの作り方をまとめてきたのでここからはホルン高音域向けのアンブシュアの作り方をまとめてみました。
基本的に高音域、中音域、低音域でアンブシュアを変えることはよくありません。
理由としては、アンブシュアが不安定になったりより唇が疲れてしまう原因になるからです。
しかし、そう言われても中々難しいのが現状ですよね。
では、どうしたらいいのでしょうか?
そこで、アンブシュアを変えるまではいかなくても高音域をより出しやすくするポイントを2つ紹介します。
- 口の中を狭くする
- アパチュアを小さくする
まず、高音域が出る原理としては息の素早いスピードにあります。
そのため、高音域を苦手としている人はスピードが足りないのに原因があると思います。
よく、吹奏楽初心者に説明する時に出すホースの話があります。
ホースから水を出す時に、普通にしていると普通に出てきますが手で出口を上下に狭めると勢いは増しますが出てくる水は減りますよね?
この原理と同じで、ホースをアパチュアと考えると、アパチュアを狭くすると自然と鋭い息になります。
これにより、高音域が出やすくなります。
アパチュアを狭くすると自然と口の中も小さくしようします。
これが、高音域を出すポイントになります。
ここまでホルン高音域向けのアンブシュアについてまとめてきましたので次は反対に、低音域向けのアンブシュアについてまとめてみました。
ホルン低音域のアンブシュアの作り方
ここまでホルン高音域向けのアンブシュアについてまとめてきたのでここからはホルン低音域向けのアンブシュアについてまとめてみました。
これはさっきの高音域とは反対の原理になります!
- 口の中を広くする
- アパチュアを大きくする
先程の高音域向けのアンブシュアでは細い鋭い息を必要とされていましたが、今回の低音域では広く深い音を必要とされます。
広く深い音を出すには口の中やアパチュアを大きくすることが必要となります。
この時は唇を柔らかく保ち、唇が沢山振動が出来るようにすることがポイントになります。
よく、低音域を出す際に「オの口」と言われる方が多いです。
どうして「オの口」にするかと言うと、口の中を広くアパチュアを大きくするためです。
低音域を苦手とする方は是非、この2つのポイントを意識して練習してみてください!
ここまでの話でホルンのアンブシュアの作り方はなんとなくわかったけど、やっぱり自分で正しいアンブシュアを作れる自信がないと思うかもしれません。
そんなあなたには、ホルンレッスンのプロに実際に教えてもらうのもおすすめだよ!ということをご紹介していきます。
ホルンのアンブシュアの作り方はホルンのプロに相談してみる?
ここまで、ホルンアンブシュアの正しい作り方や矯正方法などをご紹介してきました。
これまでの紹介で、ホルンのアンブシュアの作り方のポイントはわかったと思います。
だけど、いざ実際に同じようにやってみようと思っても、なかなか思うようにアンブシュアを作ることができないかもしれません…
そこで!ホルンのアンブシュアはホルンレッスンのプロに相談してみるということもありなのではないでしょうか^^
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まとめ
今回はホルンアンブシュアの作り方や矯正方法、タイプ別の直す方法などホルンアンブシュアについて紹介しました!
ホルンは金管楽器で一番難しいとされている楽器です。
そのため、アンブシュアを矯正するのも一苦労ですよね。
今回はタイプ別の直す方法も取り上げたので自分に合ったアンブシュアを作れるように頑張ってください!
それでもうまく自分に合ったアンブシュアを作ることが出来なければ、こちらのサイトでホルンの教室を探してみてくださいね♪
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