吹奏楽部では避けて通れない戦い、「楽器決め」!
特にサックスやフルートなどの人気が高い楽器ではトラブルも発生しがちです^^;
一方で、楽器の種類が多いパーカッションでは、パーカッションならではのポイントに沿った決め方をしないと、大トラブルに?!
そこで、今回は吹奏楽部における楽器の決め方を紹介していきます!
希望の楽器になるには、どんな作戦が必要なのでしょうか?
「サックスやフルートみたいな人気の楽器を吹きたい!」という方は必見です!
吹奏楽部での楽器の決め方は?
吹奏楽は複数の楽器から構成されています。
そして、各楽器の人数は音楽バランスを考慮をしてある程度決められています。
ということは…誰しもが希望の楽器になれるとは限らない?!
では、中学校・高校の吹奏楽部ではどのように楽器を決めているのでしょう?
中学校吹奏楽部の楽器の決め方は?
中学校の吹奏楽部では、顧問が主導して楽器を決めていきます。
初心者が多い中学校の吹奏楽部。
吹奏楽部入部後はクラリネット、トランペット、ホルン、パーカッションなど、様々な楽器で一通り音を出してみます。
この楽器体験後、顧問が生徒から希望を募って担当楽器を決めていきます。
しかし、この決め方にはちょっとした裏話が…。
- 小柄で華奢な生徒には軽めのフルート!
- マウスピースが鳴らしやすい薄い唇の生徒はトランペット!
- 職人気質な生徒は難易度が高いホルン!
- 肝が据わって度胸がある生徒はソロの多いサックス!
生徒の見た目や性格から、相性が良い楽器へ割り振ることが実は多いんです!
トラブルにもなりそうですが、生徒の希望も考慮してくれますのでご安心を(笑)
そして、自分と相性の良い楽器になった生徒は上達するスピードも段違い!
楽器決めにおいて、顧問の見立ては重要な役割を果たしているのです。
さて、次は部員数も多くなってくる高校の吹奏楽部での決め方を見ていきましょう!
高校吹奏楽部の楽器決め方は?
高校の吹奏楽部でも、希望の楽器をベースに決めていきます。
しかし、高校の吹奏楽部における楽器の決め方で重要なのは楽器スキルで希望者が多いとオーディションという決め方を行うからです。
オーディションは、課題曲を顧問・先輩の前で吹かされるという恐怖のテスト(笑)
その場でパートの即戦力になれるスキルがあるかどうかが判断されます。
そして、合格を勝ち取れば晴れて希望する楽器へ!
しかし、希望する楽器になれないとしても落ち込む必要はありません。
その後は、アルトサックス→テナーサックス、ホルン→トランペットなど、特性が近い楽器へ移ることが多いです。
今までのスキルを活かして、新たな楽器にチャレンジできるのは貴重な経験ですよ!
ここまで楽器の決め方が一筋縄ではいかないというのがわかりましたね。
トラブルが発生しそうな予感がしてきます^^;
続いては、そんな楽器決めでありがちなトラブルを具体的にみていきます!
吹奏楽部の楽器決めでありがちなトラブルとは?
「本当はフルートが吹きたいのに…」
「やっぱり私はクラリネットが吹きたい!」
希望の楽器になれなかった生徒にはモヤモヤする気持ちがいっぱい。
こんな気持ちが吹奏楽部内でのトラブルに繋がるのは言わずもがなですね。
特に結果がハッキリ出るオーディションのような決め方ではトラブルが発生しがち。
「私の方がたくさん練習したのに、なんであの子が選ばれたの?!」
そんな気持ちから、希望する楽器に決まった部員を避けてしまうことも。
お互い楽器が好きな気持ちは同じはずなのに、決め方次第で関係はギクシャク。
さらに事態が深刻化すると
「希望の楽器になれないなんて…やる気が出ないなぁ」
「部活辞めようかな…」
決め方1つで最悪なところにまで発展することも。
楽しいはずの吹奏楽部。
しかし、トラブル続きではただの辛い時間になってしまいますね;;
吹奏楽部を楽しく続けるためにも、事前のトラブル回避対策は必須!
続いては、楽器決めにおけるトラブルを回避する方法を見ていきましょう。
トラブルを回避して希望の楽器になる方法!
せっかく吹奏楽部に入部したなら、好きな楽器を吹きたいのは当然。
「トランペットでカッコいいファンファーレを吹きたい!」
「サックスでオシャレなジャズソロを吹きたい!」
吹奏楽部での夢は広がるばかりです^^
ならば希望の楽器になるには、事前の作戦あるのみ。
希望の楽器になる方法を知って、楽しい吹奏楽部ライフを送りましょう!
希望の楽器になるにはどうすればいいの?
希望の楽器になるには、楽器の決定権を握る顧問へのアピールが重要ポイントです!
中学校の吹奏楽部であれば、この楽器に向いてます!と自身の性格をアピール!
「細かい旋律が多いクラリネットでも、真面目な性格を活かして吹けるまで地道に練習できます!!!」
希望の楽器になるには、営業も必要なんです(笑)
こんな風に熱くアピールされたら、顧問の先生も検討せざるを得ません^^
高校の吹奏楽部であれば、楽器スキルをアピール!
中学からの持ち上がりで楽器を決めることが多い高校の吹奏楽部。
パートの即戦力になれるスキルはどんどんアピールしましょう。
また、自分の楽器を持っているのであれば、そこもアピールポイントです!
吹奏楽部が所持している楽器数には限りがあるので、自分の楽器を持っている生徒は選ばれる確率がグッと上がります。
しかし、事前にトラブル対策をしても希望の楽器になれないこともあります。
希望の楽器になれないとしても、諦める必要はありません!
考え方1つで新たな世界が広がりますよ^^
続いて、希望の楽器になれない時の対処法をご紹介していきます。
希望の楽器になれない時の対処法!
希望の楽器になれない時、まず起こることはモチベーションの低下です。
希望の楽器になれない時の対処法を実践して前向きな気持ちにチェンジしていきましょう!
希望の楽器になれない時、効果的な対処法は新たに担当する楽器の魅力を知ることです。
テンションが上がらないのは、まだその楽器の魅力を知らないから。
まずは、騙されたと思ってその楽器における第一人者のCDを聴いてみましょう^^
素晴らしい音色やプロの超絶技巧に、あなたの心は掴まれてしまうはず!
希望の楽器になれない=吹奏楽における視野が広がるチャンス
こんな風に考え方を変えられると、練習もポジティブに取り組めますよ^^
ここまでは管楽器の楽器の決め方について紹介してきました。
同じ楽器でもパーカッションパートは決め方が管楽器とは異なります。
最後にパーカッションパートの楽器の決め方をご紹介します。
トラブルにならないパーカッションパートの楽器の決め方!
管楽器とは異なり、パーカッションパートは曲ごとに担当する楽器が変わります。
「毎回違うならジャンケンで決めちゃおう!」なんて決め方はトラブルの元。
色んな視点から難易度を考慮して決めないと大変なことになってしまいます。
そもそも、パーカッションにはどのような楽器があるのでしょうか?
①リズム系…曲のテンポを握る重要パート。技術・責任ともに上級者向け。
②鍵盤系…音階がありメロディも担当する楽器。ピアノ経験あると有利。
③小物系…初心者でも音が出しやすい。曲よって音色を変える技術が必要。
パーカッションと一言で言ってもこんなに役割が違うんです。
そのため、各自が楽譜を読み込み、曲における楽器の難易度と自分のスキルを踏まえた上で話し合うという決め方がベスト。
ジャンケンのような決め方は避けた方が無難ですね^^;
実際、パーカッションメンバーが円になって話し合う姿は楽譜配布後によく見られます。
吹奏楽部楽器の決め方やトラブル回避のまとめ
吹奏楽部での楽器の決め方は、希望制、オーディションなど様々でしたね。
「サックスしかやりたくない!」「私は絶対フルート!」
という気持ちが、サックスやフルートのような人気が高い楽器ではトラブルに繋がることもわかりました。
また、パーカッションでは管楽器と異なる楽器の決め方、トラブルがありましたね。
吹奏楽部で演奏する曲は、様々な管楽器・パーカッションから構成されています。
その楽器にしかできない役割を曲中で任せられており、どの楽器も必要不可欠な存在。
希望の楽器になれないとしても、そのことを忘れず前向きに練習に取り組んで下さいね^^
きっと楽器の新たな魅力に気付けるはずです!
そして最後に管・打楽器の演奏が上手くなる方法をご紹介しておきますので、自分の楽器の奏法でお悩み中の方はチェックしてみてくださいね♪
吹奏楽の管・打楽器演奏が上手くなる方法!
今回は吹奏楽部での楽器の決め方やトラブルを回避し希望の楽器になる方法をお伝えしてきましたが、最後まで読んでくれたあなたはもしかして現役の吹奏楽部員ですか?
吹奏楽で自分が担当する楽器が、ある程度演奏できるようになったら本当に楽しいですよね♪
そして、どの楽器も突き詰めていくと奥が深くやりがいのある楽器だと思います^^
でも、自分の楽器で理想の音色を奏でるような演奏をしたいと思っても、思い通りに演奏することができないと悔しかったりしませんか?
自分で練習してもうまくできないときって誰でもあると思います。
そんな時は、部活の先輩や顧問の先生に教えてもらうことはできますが、やっぱり限界はあると思うんですよね…。
だからその楽器の理想の音色を奏でるには、専門の先生に教えてもらうことが一番の近道なのではないでしょうか?
だけど、あなたの近くには管楽器やパーカッション演奏の『うまくなる方法』を専門的に教えてくれる人はいないかもしれませんね。
そんな時はコチラのゼヒトモというサイトで、管楽器やパーカッション演奏の上達方法を教えてくれる先生を探すことができますよ^^
今はオンラインでも音楽教室のレッスンを受けることができる時代なので、全国からあなたにピッタリな管楽器やパーカッションレッスンの先生を捜してみませんか?
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